2019年07月01日

堤防の花

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アーティチョーク.jpg


 梅雨時は、犬の散歩が一苦労。雨の止み間を待って出かけるか、愛犬ともどもレインコートを着てでも出かけるか、予報を聞いたり天気図を見たりして判断する。
 朝の散歩コースである源氏川の堤防にはいろいろな草花が咲いて目を楽しませてくれる。それらに挨拶をしながら歩く。
 酸模は盛りを過ぎて茶色く立ち枯れし、それに絡まるようにしてヒルガオが咲く。ところどころにネジリバナも顔を見せている。ヤブカンゾウの蕾もふくらんできた。
 堤防につながるように小さな畑があって、知り合いのTさんが夏野菜を育てている。Tさんは、野菜を苗床で育ててから畑に定植する方法で、幾種類も畑いっぱいに植えこむ。そのTさんの畑の片隅に、アーティチョークが二株植えられていて、そのうちのひとつが、昨日開花した。
「食べるつもりで栽培したんですけど、いざとなったら食べる気がしなくて・・・」と、いつか奥さんが言っていた。(そうですよね、食べるのには勇気が要りそうな花ですね)とお愛想を言って、1本伐ってもらったことがあった。去年は、風で倒れたり、アブラムシがついたりして見苦しいことになってしまい残念に思ったけれど、今年は虫も付かずに元気そうだ。
 Tさんに会ったら、今年も1本、おねだりしようかな。
 
 
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2019年06月28日

アナベルと見張り番

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 アナベルが随分白くなってきた。緑の葉叢のなかでは一際その白さが目につく。今年は、例年より花の数が多い分、一輪ずつの花の大きさが小さいように思える。
 わが小庭の住人?であるアマガエル君が葉の上に鎮座して、花に見惚れているのか、闖入者を見張っているのか、はたまたこの世の行末に想いを凝らしているのか・・・。今年生まれだろうか、2センチに満たない身体ながら、一端、個の存在を発している。
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2019年06月23日

梅の実がひとつ

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 散歩コース、西山公園のガードフェンスの丸い手すりに、熟した梅の実がひとつ乗っていた。コロンブスの卵を実証するために自然落果したものがフェンスの上に坐った、とは思えない。誰か遊び心のある人の仕業に違いない。梶井基次郎の『檸檬』を思い出した、と言ったらこじつけに過ぎるだろうか。静かな公園の中で、一際、梅の実が鎮もって見えた。
 
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2019年06月16日

ひとつひとつ

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 鉢植えのナツメの木に花が咲いた。他の枝にもたくさん小さな蕾がついている。三年目の季を経て、はじめて花を見せてくれた。
 メダカの学校の水鉢に、子どもたちが泳いでいるのを見つけた。時々親たちに追われるようにしているので、慌てて網で掬って別の容器に移した。縫い針の先のように小さなメダカが10匹ほど、それでもスイーッ、スイーッとメダカ泳ぎ?をしている。
 毎日、見ているつもりだったけれど、このように突然気付くのはこちらの勝手で、それらのひとつひとつは、確実に己の生を営み引き継いでいっているのだ。
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2019年06月14日

今年もネジリバナ

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 鉢植えのヤマブドウの根株近くにネジリバナが二株、花を咲かせた。どういう加減か左巻きと右巻きと、隣り合って咲いている。好きな花のひとつだから、今年も会えてうれしい気分。
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2019年05月30日

忘貝(わすれがい)

 加齢現象の一つに健忘症が言われる。
「見聞きしたことを記憶できず、すぐに忘れてしまうもの(前進性健忘)」や「ある時からさかのぼって過去の記憶をなくすもの(逆行性健忘)」があるらしい。 
 これら両方の症状がある場合は何と言うのだろうか。同窓会などで旧友に会うと、幼いころのことをよく覚えていて、固有名詞もポンポン話しの中に出て来る友人がいるけれど、うらやましい思いより、忘れないでいることの不思議さにいつも感動を覚える。
 思うに、「忘れる」には、「忘れてしまう」も「忘れたい」も「忘れられない」も、そしてどうやら、「忘れたくない」も含まれるのではないだろうか。思い出話の端々に、そんなことも伺える。
 
 万葉集にある、「若の浦に袖さえ濡れて忘貝拾へど妹は忘らえなくに」も、単に恋する人への忘れられない募る想いを詠ったものではなく、忘れたい、忘れなくては、という諦念も聞こえてくる。
 
 霊験あらたかな忘貝を拾ったら、何を忘れようか。あれ、それさえ忘れそうで・・・。

【 忘貝 】二枚貝の放れ放れの一片、他の一片を忘れるという意の名称といい、またこれを拾うと恋を忘れるという。(『広辞苑』)
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2019年05月19日

ヴォリュームを上げて

 いま、You Tubeのお気に入りリストで、日に何度となく聴いている楽曲は、
@ Mal Waldron,Tchangodei,Archie Shepp-"The Seagulls of Kristian". 子守唄がわりに枕辺でも聴く。
A Mal Waldron "Left Alone".これは、MalのピアノソロもArchie Sheppのサックスとのデュオも心に沁みる。
B CHRIS BOTTI IN BOSTON/"Emmanuel". ChrisのトランペットとLucia Micarelliのヴァイオリンの掛け合いが美しい。
 舞台での音合わせの様子も楽しい
 EMMANUEL(HD)LUCIA MICARELLI&CHRIS BOTTIも必見。
C Lucia Micarelliのヴァイオリンで、Awake Live 2007-Kashmirがすごい。これは、ロックグループ Led Zeppelinのヒット曲だけれど、Luciaがヴァイオリンで演奏すると・・・。

 これらを、ワイアレススピーカー、JBLのCharge3で、ヴォリュームを上げて聴いている。このスピーカーは、JBLの大型スピカーにはもちろん及ばないけれど、結構低音が響くので気に入っている。
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2019年05月15日

オトシブミの落し文

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 先日のカップル誕生の後、しばらく姿が見えなかったオトシブミ。切り株のひこばえの若葉に、三つ、彼らの巣を見つけた。葉の主脈にぶら下がっている「落し文の包み」、くるくる巻いて、妻側がきちんと折りたたまれているのが見えるでしょうか。長さ1センチ、径5ミリの包みを、体長5,6ミリの小さな甲虫が作るのですから驚きです。毎年、自然の摂理に触れることのできる小庭の貴重な風物です。
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2019年05月07日

夏野菜を植える

 家庭菜園を始めたころは、意気込みもあってくる人ごとに朝採りの野菜を分けてあげたものだったが、最近は、庭先に作り始めたなどと言ってなかなかもらってくれない。食も細くなっているのだろうか。
 例年より本数を減らして夏野菜を植えた。トマト中玉2本、ミニトマト赤、黄各2本、キューリ2本、ナス4本、そしてピーマン3本。出来るときは一気に出来るので、家族二人には、これで十分だ。
 いま、スティック・エンドウが花盛りで、元成の方は莢がずいぶん膨らんできている。1週間もたたずに収穫できるはずだ。瑞々しく甘い莢マメで、ビールを飲むのは最高!
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2019年05月05日

志村ふくみ展

「志村ふくみ展ー滋賀県立近代美術館コレクションを中心にー」(茨城県近代美術館:6月2日まで)を観に行く。

 100点を超える着物に仕立てられた作品が衣架にかけられて並ぶ。
「糸は糸そのものである時が最も美しい、(しかし)いかに美しくても、布になり人が身にまとってこそ、その使命を果たすことができる。」(『キルト・ジャパン』)
 以前から、染織家としての名声は耳に届いていたけれど、当方の印象は数点の著作による文章家、エッセイストとして心に残っていて、だから、これほどまとまった作品展示会は望外であり、一点々、ため息をつきながら観賞してきた。
 着物を語る任にはないけれど、なかで、〈 湖上夕照 〉の前では動けなくなるほど深い感動を覚えた。
 茜と黄金に輝く夕映えとそれを包むような藍色の空、甕のぞきの間(あわい)、それらを映す(琵琶)湖面の金波、銀波、岸に寄せる波音が聞こえそうな・・・
 
 一緒に言った。かみさんが心奪われたのは、〈 紫の壱 〉。

「紫は自分から寄り添ってくる色ではなく、常に人が追い求めてゆく色のように思われます。」(『叢書 文化の現在 I 言葉と世界』)

 二人で立ち止まったまま見惚れたのは、特別出品の〈 銀鼠 〉。他の作品がガラスケース内での展示だったのに、この作品は特別コーナーで間近かに観られたので、尚更、印象深いものがあった。
 展示の形に一言。
 作品は、真一文字に衣架にかけられているれど、裳裾はいずれも寸余りに床に置いているので、いまにも、麗しき女人が袖を通してみずまいを正すような動きを感じさせて、色香さえ匂うようでした。

※「 」志村さんのことばは、展示の図録『志村ふくみ いのちを織る』から引用させていただきました。
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2019年05月03日

今年もオトシブミ

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 小庭の椚の切り株から伸びだしたひこばえの若葉が瑞々しく緑に輝いている。とそこへ、オトシブミがやってきた。親木にはハーレムができるほど群ていたものだったが、いまはまだ一匹しか見当たらない。
※画像は、スクロールして拡大していただくと、葉の先端にとまっているオトシブミが見える筈ですが。
 先年、彼らの営巣ぶりを長時間観測したものをアップしてあります。切って、折りたたんで妻折りまでするその仕事ぶりにすっかり虜になったものでした。今年はどうなりますか、朝晩の観測が楽しみです。
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2019年04月23日

今日の一行の七十四

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 小庭のアケビが今年も元気だ。雌花の紫が美しい。
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2019年04月13日

今日の一行の七十三 - 愛が殺す

相手に対する敬愛と畏怖の念がなけりゃ闘えない、資格がない。俯瞰する眼と透視する勇気をもって。 闘牛士 アシュケミーシャ
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2019年04月11日

フワッ、うわ〜っ!!

 朝のコーヒータイム。庭のテーブルのパラソルを広げ、コーヒーとカップをセットして、チョコレート効果72%を口にした、その瞬間、強い風が舞うように吹いてきたと思ったら、パラソルが1メートルほど浮き上がって・・・!!テーブルを離れて風下でゴニャリ。同時にコーヒーサーバーもカップも飛んで地面へ・・・!!幸い芝生のある所に落ちたので割れずに済んだ。
「だからさぁ、春の風って大嫌い。」思わず、かみさんと二重唱。
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2019年04月10日

今日の一行の七十二

 夕ざくら 園のはずれに 灯ひとつ
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2019年04月07日

ミモザを植える

「何回も枯らしてしまって・・・」
「水遣りだね。ウッカリしちゃうんだよ」
「地植えでもですか?」
「みんなそう言うんだ、地植えだからって安心すんだね。とにかく水を遣ること。小さな蕾がついてるからね、大事に、大事に」

 今年も花木センターでミモザの苗を買ってきた。苗とは言え、背の丈を越えて2メーター30ほどある。
 庭の土質が悪く、他の花木もあまり成績がよくない。が、客土も面倒、そのまま少し大きめの穴を掘り、いろいろな根っこを取り除いて定植する。何より水遣りだよ、と注意されたので念入りに水を遣り、支柱を三角に建てて麻ひもで固定した。風に弱いとも聞かされたから、伸びて広がる枝を支柱に寄せて緩く縛り一本立ちのようにまとめた。小さな蕾がいくつも枝頂についている。他所ではもう黄色い花が満開に咲いている頃合いだから、今年は花を見るのは無理かもしれない。
 
 また水を遣る。当分気にかかることになりそう。
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2019年03月21日

大人のためのお話し会

 常陸太田図書館友の会の発表会のご案内

日時 3月24日(日)午後1時30分〜
場所 常陸太田市立図書館 2F集会室

プログラム
 
1.夜明け前(島崎藤村 作)
2.鬼のおままごと(原嶋桂子 作)
3.月のよざらし(民話)
4.強情灸(古典落語)
休憩
5.クマの子フーのお散歩(原嶋桂子 作)
6.旅をする若山牧水(vino作)
7.おばすて山(民話)
8.道具の魂胆(東海林さだお 作)

ゲスト出演
元茨城放送アナウンサー ないとう きみこさん
「あらしのよるに」(きむら ゆういち 作)

 原嶋さんは、友の会の仲間です。たくさんの作品を提供してくれています。
 ないとうさんは、昨年、目の手術の甲斐なく失明されてしまいました。今回は、
以前の発表会で収録したものの録音盤での出演です。

 皆様のお出でをお待ちしています。
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2018年12月31日

2019年賀状

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2018年11月07日

交差する時間 - 眼 鏡

近くがボヤケる
遠くがボヤケる

 これ以上矯正は無理ですね

視力検査器の向こうで
眼鏡店の店員が言う

 それって視力が衰えたってこと?

近視のような
遠視のような
乱視のような

先日の検査では
 ま、年齢相応でしょうね
 特にこれと言って病変はありません
と、眼科医

気に入ったフレームを誂えて
新しくできた眼鏡をかけたら
まず、自分の顔が違って見えた
posted by vino at 09:34| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする