2006年07月25日

何かにとなく

 7月に入って、何と無く気忙しい日が続いている。
 今までは、風邪を引いても3日と寝込んだことの無い家人が、脚の踝の関節の痛みを訴えて、病院を転々、リュウマチの心配をしたが、単なる変形性関節炎という診断で落ち着いた。とは言っても、重症は重症で、もう大好きだった山登りが出来なくなってしまった。最悪は、踝の固定術になるが、それまでは何とか上手く労って、出来るだけ長く、今の状態を維持しなければならない。
「もう一度、あの山に登りたかったなあ」と涙ぐまれた時は、当方も参ってしまった。
 あの山この山、随分一緒に登った。当方が足を引きずって悲鳴を挙げている時でも、平気ですたすた歩いていたのにと思うと、可哀想でならない。

 23日。市内の軽音楽同好会が大同団結して「軽音楽協会」を立ち上げたのを記念して、第一回の定期コンサートを開いた。エレキバンド、ハワイアンバンド、ロックバンド、ポップスそしてフュージョン&ブルースと、5バンドが出演した。幹事役の友人の依頼で司会役をすることになって、7月はじめから、バンドの面々との打ち合わせ、舞台照明と音響の係りとの打ち合せと、駆け回ることになった。でもこれは楽しかった。久し振りに照明機器や音響設備に触れたり、緞帳の昇降に注文を付けたり、結構勝手に仕切らせてもらって悦に入ったり・・・。
 当方が好きな、B.B.KingやAllman Brothers Bandのナンバーを演るバンドが出演して、いいサウンドを聞くことが出来たのは、役得だった。
 中で、“In Memory Of Elizabeth Read”は、圧巻だった。舞台の袖で聞いていて、鳥肌が立った。
  
 間に、図書館読み聞かせの準備や発表会、朗読研究会仲間との打合せなどがあって、大童な日々だった。
 でもいいや、みんな、好きでやっている事だから、まったく苦にはならない。

 26日からは、孫軍団が5人、大挙して押しかけてくる。
 毎日がお祭りだ。ソレッ、ワッショイ。
 え!?ヤケクソかですって?さて?
posted by vino at 20:20| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

交差する時間 - あしあととあしおと

行き惑い
砂に残ったあしあとは
汀の波に消えました

一筋の
雪に残ったあしあとは
林の道に消えました

窓に寄る
柔らな土のあしあとは
雨の雫に消えました

姿なく
音無き女(ひと)のあしあとは
トワイライトに消えました

     ○

カッカッカッ あしおと
コッコッコッ あしおと
トボトボトボ あしおと

     ○

あしあともあしおとも
街の雑踏に紛れ
杳としてその行方を明かさない
posted by vino at 15:49| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

初戦突破!!

 夏の高校野球が始まった。
 我が母校は、創立100年を越える県立校だけれど、いまだに甲子園に届かない。数年前の県大会ベスト4進出が最高で、例年3回戦止まり。 
 100年超の公立校で、甲子園出場がないのは、全国でも何校もないそうだから、そんなところで新記録を作りそうだ、などと卒業生としては気が気ではない。
 さて、今日の1回戦。楽勝と思った相手に先行されて苦しい展開だった。9回裏にも、相手チームに3塁打が出て1点を返され、2アウトランナー1塁、バッター4番。長打が出れば同点というピンチに、ピッチャーよく踏ん張ってピッチャーゴロ。何とか逃げ切った。
 得点機に、ベースを踏み忘れてチャンスを潰すなど、ハラハラドキドキだったけれど、文字通り、ラッキーセヴンのワンチャンスで勝ち越し、結局5:3で初戦をものにした。
  バックネット裏で、家人にたしなめられるほど大きな声を出して応援したので、喉が痛い。 
 
 相手チームの4番君は、試合後の挨拶の後も、泣き崩れてグラウンドに蹲ったまま動かない。応援団の一際大きな励ましの声で、やっと立ち上がった。
 泣いて笑って、喜んで悔しがって、グラウンドにも応援席にも、若さが弾けていた。
 
 だから高校野球って、たまらなく楽しい。
 1週間後の2回戦も、予定をやりくりして応援に行くつもり。
posted by vino at 16:39| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

交差する時間 − 君よ口笛を吹くな(断章)

君よ口笛を吹くな

君よ心に歌を持っているなら
君よ口笛を吹くな

明かしてはならない
心底に聴け

ふつふつと沸いた心の歌を
解き放してはならない

不安の綱に繋いだままに
恐怖の網に掛けたままに

仰視してはならない
唯 俯いて
心底に聴け

時を待たずに
君よ口笛を吹くな

饒舌な和音を擬してはならない
まやかしの共鳴に震えてはならない

かつて
君の産声が歌った絶望の歌を
心底に聴け

君よ口笛を吹くな
posted by vino at 20:34| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

拝復

 若き友 でびっこさんへ

 先ず、当方の不明をお詫びしなければなりません。でびっこさんが、生きるに「」を付した意味を軽く見過ぎました。否、見落としていました。
 それは、<新しい時代が作った価値観>や<意味付けがなければ世の中を生きる価値が見出せないという考え方>を見据えた、真正な疑念であり、確かな批判の謂いだったのでした。
 文面からしますと、でびっこさんのご両親は、当方と同世代の方々とお見受けしました。拝見して、ご両親への思い遣りと、その世代・時代背景に対する深い洞察が伺えて、嬉しく拝見させていただきました。
 特に、スノビズムに対する考察は、その洗礼を受けた世代としては、若い世代の方の分析に意を強くいたしました。
 極く普通に「生きる」ことの前に立ちはだかるものは色々あるけれども、平凡に徹する生き様に勝るものはそんなに数多くはないはずです。
 「生きがい」「やりがい」そして「癒し」などの言葉の氾濫は、それらに対する<無意識な齟齬感>が産み出したアンチテーゼが齎すものかもしれません。集団的ヒステリー症状、と言えば分かりいいのでしょうか。

 どうぞまた、渋いお茶でも飲みに、お立ち寄りください。  早々
posted by vino at 14:31| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする