2008年07月28日

よく・よくのこと


DSC03870.JPG 

 仙丈庵の南の窓の表に、ヘヴンリー・ブルーのためのネットが張ってある。まだまだ、日除けの用をなすまでには蔓が伸びて来ない。
 点景にと、アイヴィーの蔓を花瓶に挿してネットに架け吊るし、毎朝、新しい水を注し足す。
 と、今朝、珍客に気付いた。アイヴィーの葉を笠にして、半身を水に浸している。
 所は良し、森林浴、日光浴、水浴が一度に出来る。
 夜、窓灯りに集まる羽虫を捕るにも恰好の場所だ。
 加えて、時に、月光浴さえも・・・。
 
 パッと出てパッと消えた歌に、柴田淳の「月光浴」がある。澄んだ歌声と美しい歌詞に聞き惚れて、何回も何回も聞いた。今、どうしているのだろうか。

♪コーヒーに月と星を浮かべて
 「おいしいね」と笑って
 夜空を全部飲み干したら
 あなたも消えた

 アマガエルの目の隈取は、金色。目は半眼にして、しきりに喉元を震わせている。
 保護色を駆使する彼が、白い花瓶に合わせずに濃い緑色のままでいるのは、心がアイビーにあるからなのか、浴・浴・浴に、よくよく浸りきっているからなのか。
 
 アイヴィーの水替え、どうしよう。

註:歌詞は、ドリーミュージック盤から引用しました。
posted by vino at 08:40| Comment(8) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

BはBなりに

 旧聞に属しますが、去る6月26日、県北市町村親善囲碁大会(団体戦)が、ひたちなか市文化会館を会場に開かれました。
 28回を数える、歴史ある大会です。
 北茨城、高萩、日立、ひたちなか、そして当常陸太田市の5市が、持ち回りで会場を設営して行なっておりましたが、今年は、高萩市が辞退して、代わりに那珂市が加わりました。
 Aクラス8チーム、Bクラス8チーム、各チーム5人編成ですから、選手だけで80名、関係者を加えると90名を越す盛会となりました。
 日立市もひたちなか市も、日立製作所の城下町と言われるくらいですから、囲碁人数も多く、精鋭揃いで、中には全国大会の県代表クラスの打ち手もゴロゴロしています。
 囲碁の良いところは、特に親善試合では、ハンデ戦が採用されていることで、BクラスはBクラスなりに楽しめることです。一段違いは、下手の定先、二段違いは、下手の二子局となります。
 当市からは、Aクラス1チーム、Bクラス2チーム、総勢15名で参加しました。
 吾がB-1チームは、チーム成績4勝0敗、個人勝敗16勝4敗で、Bクラス優勝を飾ることが出来ました。
 全員絶好調、低く言えば、「指運が良かった」、ということでした。
 社会の趨勢に合わせるかのように、囲碁の愛好者も年々、高齢化がみられます。
 以前のように、小学生から高校生まで、若年層が碁会所を賑わすこともなくなりました。淋しいことです。
 しかし、当市のB-2で参加したO君は、小学4年生です。当日は、おじいちゃん連中に混じって、大健闘、個人成績3勝2敗は立派でした。
 彼は、当市では初段格で打っていますが、若い子は伸びるのが早い早い。一年ほどしたら、当方など互先でもどうかでしょう。
 大会の詳しい模様は、「勝田囲碁クラブ」のホームページに掲載されております。
 興味のある方は、同ホームページ右サイドバーにあります、「第28回県北〜」をクリックしてご高覧下さい。
 当方も、何処かに写っていました。画像が悪いのが幸いしました(失礼!)へ、へ、へ。
posted by vino at 15:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

「ごんぎつね」に会いに


ごんぎつね.jpg 
 
 北茨城市にある「茨城県天心記念五浦美術館」で、新美南吉作『ごんぎつね』の絵本を描いた画家として知られる黒井健さんの原画展が開かれます。
 8月には、黒井さんの講演会やサイン会も行なわれるなど盛り沢山。
 その関連イベントとして「絵本おはなし会」(7/27〜8/17の毎日曜日)が企画され、わが常陸太田図書館友の会も参加させてもらうことになりました。
 日時は、8月3日(日)
 ・午前11時〜宮沢賢治作「猫の事務所」
        (8名による輪読)
 ・午後1時 〜語り「くわずにょうぼう」
        あまんきみこ作「天の町やなぎ通り」
        (5名による輪読)
「猫の〜」、「天の町〜」共、黒井さんの絵本があるので、そのイメージを壊さないように、と特訓中です。
「天の町〜」は、ファンタジックな物語、B.G.M.とS.E.を使うことにしました。
 ただ、場所が場所だけに、大ごとな仕掛けはせずに、あくまでも朗読を中心とした構成にします。
 乞う、ご期待!!
posted by vino at 17:54| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

交差する時間 - 遍く

俺って 遍在している
あそこにもいる
ここにもいる
そう思ったら
スーッと気が軽くなった

あの人の中にも
この花の中にも
水の流れの中にも
吹く風の中にも
遍くいる

歌を歌っている
音楽を聴いている
人の話を聞いている
人と話をしている

電車に乗っている
キスをしている
電話をしている

眠っている
あくびをしている
本を読んでいる
そばをすすっている
酒を飲んでいる

歩いている
飛んでいる

何でもしている
そう思ったら
スーッと気が軽くなった

昇天するとは 死ぬること
でも
高く 高く 遠く 遠く
行って 帰って来ること
そう思ったら
スーッと身体が軽くなった
posted by vino at 19:31| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

交差する時間 - 擬宝珠の花


擬宝珠.JPG

何故に果敢なき紫の
朝露宿す花なるや
羞じらいならば薄紅の

怒りあるなら燃えるもの

何故に朝霧染むる色
風に俯く花なるや
悲しみならば薄青の

憂いあるなら唄うもの

何故に朝陽に眩しげに
身を繕いの花なるや
身を繕いの花なるや
posted by vino at 09:42| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

「花の中の花」

    花の中の花 北川 冬彦
 
 岩壁の上で草花が乱れ始めた。その中の一輪。港市が次第に縮図する。つひに緑の斑点。

 ああ、離別。
 
 
DSC03863.JPG 季節によって、「花の中の花」は様々だろうか。
 季節は問わず、「花の中の花」は、これ、と決めている人もいるだろうか。

 今、庭先の草叢の中に、ヤブカンゾウが咲いている。
 ノカンゾウもヤブカンゾウも、ニッコウキスゲもユースゲも、同じユリ科ワスレグサ属なのに、季節の便り、として取り上げられるのは、多くの場合、観光地に群生する、ニッコウキスゲ。人里近くの草地や道端、田畑の土手などに咲くノカンゾウやヤブカンゾウは、花期を前に、他の雑草と一緒に刈り払われてしまうことが多い。
 それでもめげずに、花茎を伸ばして咲いている一群れを見つけると、立ち止まって声を掛ける。
「そうか、残ったか。咲いたねぇ」

 いずれもユリに似て、大柄な花を見せてくれるが、何故か、朝に咲いて夕暮れにはしぼんでしまう、一日花ばかり。独り、ユースゲだけが日暮れに咲いて翌朝、遅くとも昼前にはしぼんでしまう、一夜花だ。
 同じ科属にありながら、異なる時制に生きているのが面白い。
 だからだろうか、冒頭の詩を読むとき、必ずユースゲが思い浮かぶ。

「その中の一輪。」が、仲町貞子という女性を指すかもしれないことを最近になって知った。
 詩をそのままに鑑賞する前に、詩句の背景を一々探っても余り意味のあることとも思えないが、「花の中の花」の「その一輪。」に、吾がことと想いを巡らせるのも、一つの鑑賞のあり方になるだろうと思う。
そして、
「ああ、離別。」もまた。
posted by vino at 14:14| 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

ギョッ!!

 
西洋アザミ.JPG  何時もの散歩コース、源氏川の堤防沿いの畑に、アーティチョークの花が咲いていた。
 畑を手入れ中の女性に声を掛けたら、「お持ちになりますか?」というので、有り難く頂戴しました。
 実は、アーティチョークという花の名も、その時に教えていただいて知った。草丈は優に2メートルはある。とても草花とは思えない。
「料理に使おうと、名前につられて植えたんですが、食べられる種類とは違うみたいで・・・」と残念がっていたけれど、通るたびに楽しませていただいています、機会があったら何時か一枝いただきたいものだと思っていました、と言ったら、喜んで分けて下さった。麦藁帽子の似合う奥様でした。花を愛する女性って、美しい人が多いですね(?)
 さっそく、玄関の壺に投げ入れてみた。こんなに威風堂々とした花も珍しい。
posted by vino at 17:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする