2011年01月24日

今日の一行の四十

「< よく考える > では足りない。< よ〜く考える > ことが肝心」と、達人の言。
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2011年01月19日

今日の一行の三十九


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庭の素心蝋梅、一輪開花する。光彩陸離。朝陽を浴びてほのかに匂っている。
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2011年01月16日

今日の一行の三十八

八十歳を超えている人を、ちゃん付けで呼んだら一喝された。「十年早い!」愛は分を越えず。
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2011年01月08日

旅立った者へ ( 断想 )

 -『詩集 裸足』 金子彰子(私家版)を読んで -

 袋に折られ、ステイプラーで閉じられただけの、裸の、無垢の詩集が届いた。
 詩人は、無言のまま13篇の詩の中に潜む。

 詩集のタイトルに、おさめられた詩の1篇が立ち現われるとき、ひとはそれに捕捉されざるを得ない。成否はともかくとして、思い入れなくして詩集がそのように編まれることはないからだ。
 しかし、同時に、その経緯を憶測しても意味のないことにも気付かされる。詩集は、編まれた時点で、すでに「事後のこと」となり、言わずもがな、言葉は自立して起っている。それらに、どれほど熱い慈愛が満ちていようと、どれほど深い祈りが込められていようと、あるいは、責念、後悔、哀惜の情等々が託されていようと、言葉は、前後左右、天上地下、隠れ処もなく素のままに佇立せざるを得ない。
 集中、「2004.3.19」、「君に問う」の2編を読んで、「君」に寄せる詩人の愛を思った。
posted by vino at 15:24| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月05日

ホテル

「久しぶりね」。窓の向こうに広がる夕景を見ながら女が言った。
「ホテルって不思議だね、いつもと違う時間が流れる」。女の肩に手をやりながら男が言った。
「でも、今夜でおしまいね」。
「おしまいにしよう」。

 抱き合った男と女に挟まれた時間が、波打って流れて行く。急降下する感覚とともに・・・。

 開かれた窓から吹き込む風に、レースのカーテンが揺れている。
 救急車のサイレンが近づいてくる。
 窓の下では、人の声が騒がしい。

「何かあったのかしら」。ベッドの中で気だるそうに女が言った。
 男の返事はない。

「何か言った?」。バスタオルで濡れた頭を拭きながら、シャワールームから出てきた男が言った。

 
posted by vino at 12:30| Comment(0) | 掌編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

今日の一行の三十七


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初春を隈なく照らす陽を仰ぎ露と宿せる徴うれしも

※ 初はるをくまなく照らす影を見て月にまづしる御裳濯の岸 西行
posted by vino at 11:24| Comment(2) | 今日の一行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする