2013年04月29日

交差する時間 - 町へ

使いもしなければ活かす方途も知らない知識を溜め込むくらいなら一度歩いたことのある一度も歩いたことのない町を探索する(ほうがまし)あれらの日々とともに薄れた記憶の中に残るものは折った頁のあれこれのように畳まれたまま閉じている影面影というも朧なそれらを捨てて町の風景に入りに行く町の雑踏に浸りに行くガラスの砕片のような不器用さに戦きながらでも
posted by vino at 13:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月23日

お主もやるねえ

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 コケ庭に水遣りをしていたら、一枚、ウスユキカズラの真っ赤な葉がひらりと落ちてきた。
 白や薄桃色に斑の入った葉に混じって、ところどころ紅葉した葉が見える。
 緑と赤とが、水気を含んでひときわ鮮やかにお互いを引き立てあっている。
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2013年04月15日

雌雄同株

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 久しぶりで、こめ工房の丘を散歩。ショウジョウバカマは花の盛りを過ぎて、赤紫の花は見られずにオレンジ色の萎れ花になっていたのは残念。山桜が咲いている下の草むらでは、早くも山ツツジが咲きだした。
 売店で、アケビの鉢植えを一鉢。居合わせた生産者の叔父さんに、家にあるアケビは雄花ばかりなのはどうしてか、とたずねると、
「そんなはずはねえなあ。アケビは雌雄同株だから自家受粉でも問題ねえんだかんね。そしたらね、この鉢の物は、葉っぱの数が、ほら、5枚あるだろう、お宅のはきっと3枚葉のものだから、これを持っていってその雄花と交配させると最高。いい実がなるよ」
 なるほど、なるほど。小さいながらも風車状の雌花がびっしり付いているのをゲット。
 早速帰って並べてみると、仰せのとおり、前からあるものは間違いなく3枚葉だった。よし、今年はこの二鉢を並べて、秋にはきれいなアケビの実を楽しみに待とう。
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2013年04月12日

未だ掃かず

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 春先がけの蝋梅が散って、水仙、福寿草、ミモザ、レンギョウと順を追って咲き、そして今は一重の山吹が咲いている。こう並べてみると、我が小庭にはずいぶん黄色系の花が多いことに気付く。
 それと知れずに笹薮の中に咲く山採りの春ラン、イカリソウ、翁草、雄花ばかりのアケビの花は赤紫系。
 忘れてはいけない、ライラックの蕾も大きく膨らみ始めている。例年、ひとつかふたつの花房を見ただけでも喜んでいたのだけれど、今年は枝々の先に15ばかりの蕾がついた。なかなか花芽をつけずにいた木で、代わりに花を惜しんで遅れて植えたもう一株は葉の芽吹きばかりで蕾がついていないのはどうしたことだろう。
 
 花落家僮未掃   花落ちて家僮(かどう)未だ掃(はら)わず  王維

 春の嵐に甚振られて庭に散り敷いたヒメコブシの花びらはしばらくそのままにして置いたけれど、残り花もすっかり散ったのを見計らって、ようやく掃き集めた。
 花時を終えた庭木には、すっかり若芽が芽吹いている。
posted by vino at 11:08| Comment(0) | 庭には・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする