2014年02月21日

交差する時間 - 蜘蛛の巣

草臥れた蜘蛛の巣を見た

主の姿が見えない
所要で出掛けたのか
あるいは

蜘蛛が巣を捨てることがあるのだろうか

破れれば繕いながら
獲物を待つ蜘蛛は知っている

主がいなくなると
蜘蛛の巣も周りの空気も
淀んでいる

蜘蛛の巣の破れた穴は
空の穴のように虚ろだ
posted by vino at 16:48| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

福寿草

IMG_0982.JPG 小庭の3株の福寿草のうち、2株の花が開いた。地植えにして3年目の春になる。他に、3株のポットものと正月に玄関に飾った1株の鉢植えがある。それらは、もう少し暖かくなったらやはり地植えにする。
 団栗の木の下に、福寿草の花叢が出来たらいいだろうな、と思っている。
 庭先の蝋梅は、蕾が膨らんだ途端、雪が降ったり冷たい北風が吹き募ったりと、悪天候が続いたせいか、そのまま開く気配がない。
 そういえば、このブログも引越しの準備を急がねばならないようだ。今でさえ使いこなせているとは言えないのに、どうしたら良いのか・・・。
posted by vino at 17:35| Comment(0) | 庭には・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月01日

交差する時間 - ストーブ

IMG_0938.JPG

櫟の薪が爆ぜる
燠が赤く膨らんで
ストーブを熱くする

〈 炎の中に思い出を燃やす 〉

ポットの湯が滾って
コトンコトンと湯気を吐く
コーヒーサーバーに注がれた湯は
残りのコーヒーを溶かして
琥珀色の泡を立たせる

〈 泡が弾ける数だけ過るものがある 〉

焙られた握り石は
もう割れんばかりに熱い
コーヒーが汚垂れたカップ二つ
辺りは程の良い汚れに満ちている

〈 暦は捲られた 〉
posted by vino at 13:16| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする