2014年10月24日

リンドウ

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  龍胆は若き日のわが挫折の色  田川飛旅人
 俳句にしては直截な詠み方だけれど、分かる。目に染みる花の色が、心模様に浸みて来る。

  龍胆を畳に人のごとく置く  長谷川かな女
 お気に入りの花瓶に活けるまえに、袱紗に横たえて、左見右見。〈 人のごとく 〉で俳味が深くなる。
 
 
posted by vino at 09:45| Comment(0) | 庭には・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月22日

片方

 今朝、庭に下りようとウッド・デッキの踏み台まで来て、日頃、庭下駄替わりにしているサンダルの片方が見当たらないのに気づいた。見ると、昨夜来の雨でぬかるんだ庭の土のところに、1個の足跡がある。
 爪の跡もしっかり残っているから犯人は今朝早くに来たものか、確信はないのだけれど犬や猫のものではない、獣の足跡に見えた。
 2、3日前には、カミさんのサンダルがやはり片方だけ失くなっていた。
 数年前にも、2日続けてサンダルが片方ずつ失くなったことがあって、その時も犯人は分からずじまいだった。その前日に、里山沿いの道を散歩していて、小さな曲がり角でタヌキに出会ったことがあった。こちらも驚いたが向こうも出会い頭でギョッとした風に立ち止まり、肩越しにこちらを伺っていたが、フンという顔付きで藪の中に消えていった。あの時の意趣返しに、タヌキが悪さをしたのよ、とカミさんは笑っていたけれど。

 片方だけ残されたサンダルが二足分、雨に濡れている。
posted by vino at 11:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月18日

ジュズサンゴ

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 まち針の頭ほどの小さな実。その名のとおり珊瑚色の実が連なって、秋の陽に輝いている。小さな秋。
posted by vino at 11:10| Comment(0) | 庭には・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月13日

『 k 』

 例によって、乱読、併読のこと

『 K 』 (  三木 卓、講談社  )

 ㊂ さんへ
 業病に倒れてから、あの世とこの世との往還の中、< 遠くで 涙をふきこぼしている男がいる >ことを、わたしは自分の中で育てていました。己の慟哭を「 男 」に仮託して視る「 わたし 」を仮想し、やっとの思いで、仮初、心の均衡を得たのでした。そんな男( ひと )を男らしい人と言わずに何としましょう。
『 K 』の上梓、ありがとう・・・。 ⓚ  代筆
posted by vino at 14:07| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

今日の一行の六十五

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 不味けりゃ虫もつかない、とは言うものの・・・。
posted by vino at 18:55| Comment(0) | 今日の一行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする