2017年06月29日

またもネジバナのこと

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 先日ネジバナのことを取り上げたばかりなので気が引けるのですが、今朝の散歩時、意外なことに気付きました。遊歩道の路肩左右に対になって咲いていたネジバナの花の巻きが???
 左のものが右巻き、右のものが左巻きなのです。別にしゃれた積りはないのです。朝夕に足を止めては見入っていたのに、ネジバナに左右両様あるとは気付きませんでした。
 ますます、ネジバナの謎が深まるばかりです。
※画像は、慌ててガラ携で撮りましたのでよくありません。
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2017年06月26日

ミニお話し会

 市立図書館友の会では、年に一回、1月の「大人のためのおはなし会」のほかに、3,6、9月にミニお話し会を開く。「大人の」とは違って会員同士の合評会みたいなもの。全員が参加して行うのが原則。
 明日27日に今年2回目の「ミニ」を行う。
 当方は、ジャンルは何になるのか自分でもはっきりしないけれど、ま、自作のエッセイといったものを発表する予定です。
  タイトルは「BOTTLE MAILそして『海で』」。「海で」は川崎 洋さんの詩。

 みなさんは、BOTTLE MAILという言葉をご存知でしょうか。
 瓶の中に入れられて川や海に流された手紙のことです。流されて波に揺られて見知らぬ河口や浜辺に流れ着く・・・。ときには、遠く異国の岸辺にたどり着くこともあるBOTTLE MAIL。
 英語では、message in a bottleと表現される ほうが一般的だそうです。
 Message in a bottle.瓶の中のメッセージ。
 この言葉をタイトルにした映画があります。1999年に公開されたアメリカ映画です。主演は、甘いマスクで人気のケビン・コスナー、その父親役で晩年のポール・ニューマン、彼もいい役者でしたね、渋くてね、そして
相方の女性をロビン・ライト・ペンが演じています。このロビン・ライトという女優さん、実に繊細に、揺れ動く女心を演じきっていましたね。気になってね、ネットで調べた事があるんですが、これが何と!!
 恋をして結婚して離婚して、恋をして結婚して離婚して、また恋をして・・・えーっ、そんなあ!!と思うくらい、恋に生きる女性として有名なんだそうでして、その記事を見てちょっと鼻白んだのを覚えています。でもね、あーこれが言うところの芸の肥やしってやつなのかなあってね、だから、あんなにデリケートにしかも激しく、愛を、女を演じることが出来るのかと感心したり複雑な思いをしたものでした。
 ですからね、みなさんもね、何かを表現したいと思ったら恋をするのが一番ですよ・・・なんてね。
 では、ですね、これからDVDなどでご覧になる方もおられるでしょうから、ネタバレしない程度に、どんな映画なのか、ざっと粗筋を紹介したいと思います。

 テリーサは、シカゴの新聞社に勤めている女性調査員。コラムや記事の裏付けをとったり、読者の投書に目を通して記事の内容に反映するエピソードをまとめたり・・・(残念ながら、中略)
・・・こうして出会った二人は、次第に惹かれ合ってゆく。

 ジャンジャン。この辺にしておきましょう。
 この瓶に入っている小さな粒々は、ガラスの欠片です。ビーチ・コーミングといって、海の砂浜で拾います。波打ち際より少し陸地に寄ったところ、海が荒れて大波が打ち寄せた海草やごみ、貝殻などが筋になって残っているところに混じっているのを探します。瓶などのガラス製品が割れて欠片となり、最初ギザギザに尖っていたものが長い間、波と砂に揺られ揉まれて角が取れて丸くなります。
 もちろん、BOTTLE MAILとは関係のないものがほとんどでしょうが、中にはきっと何処にも届かずに海の藻屑となって消えた手紙の這入っていた瓶のものもあるかもしれません。
 潮騒を聞くとき、その失われた手紙に記された言葉の数々が聞こえてきそうな気がします。

 では、ここで、この瓶に入っている一篇の詩を読みたいと思います。みなさんの心に届きますように・・・。

 「海で」 川崎 洋。(以下略)
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2017年06月25日

今年もハナイカダ

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 例年、結実しても大きくなる前に実がこぼれてしまって行末を見ることが出来ないでいた。が、今年はどうしたわけか、立派に膨らんだ実がいくつも付いている。このままどのように熟すのか見てみたい。
 「何を好んで・・・」とは、花やその実の妙を目にするたびに思うことだけれど、このハナイカダもその一つ。
葉のほぼ中央、主葉脈に花を咲かせて実を結ぶ。光合成の工場ともいえる葉から直接養分を供給されるのだから、合理的といえばこの上ない仕組みなわけだ。
 葉と実が、このあとどのように折り合いをつけてゆくのか、楽しみにしている。
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2017年06月24日

今年もネジリバナ

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  捩花(ねじばな)のまことねぢれてゐたるかな  草間 時彦

朝夕の散歩道、源氏川の堤防の百草(当方、雑草という言葉を好みません)の緑の中に、淡い桃色のネジリバナが数株、あちらにもこちらにも。何を好んで身を捩るのか?と、問いたくなるけれど、この螺旋形に巻き上がる姿がこの花の決めポーズ。小さな花にも蜜があるのだろうか、花に寄る虫を目当てにか蜘蛛が糸を流し始めた。
 この季節、かがんで覗き込みたくなるほど大好きな小さな小さな花の宇宙。
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2017年06月15日

今年もキョウカノコ

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  京鹿の子咲きて遠流の行在所  中西克喜
 
 手元の歳時記によると、「京鹿子の名前は、淡紅色の花序を京染の鹿子紋に見たてたもの。」(福田甲子雄)とある。緑の叢の中に、赤い茎も目に付く。その赤が、どこでろ過されて淡紅色の花となるのか、じっと見ているほどに不思議さが募る。
 掲句、京鹿子の「京」に、「行在所」が響いて、遠島に流されたやんごとなきお人の無念の年月に思いが流れてゆく。俳人の目は、見るものを見て、見るものを捨てる。そして見えないものに、遠く観照の光を照らす。
  
 
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2017年06月11日

今年もヘヴンリーブルー

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 吾小庭の青い花の極め付きは、ヘヴンリーブルーと言いたいところだけれど、園芸店で見つけたのは、「サカタのタネ」の「あさがお 青い簾 大輪」。定植して2週間ほどで蔓丈1mに満たない幼いものに、今朝一輪、花が咲いた。花の形といい色合いといい、蕾の独特の形まで先年楽しんだヘヴンリーブルーにそっくりだけれど何が違うのだろうか。霜の季節まで咲き続けるとあるのも全く一緒。
 ま、いいか、花の科には非ざるものを・・・。蕾も沢山ついているから、今年の夏も青い「簾」で過ごせそう。
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2017年06月07日

今年もヤブムラサキ

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 開ききっても、花の径は6,7ミリ程の小さな花。4枚の紫の花弁の中に球形の黄色い雄蕊があって、しばらくするとドームの屋根を開くように四つに割れて花粉が見えるようになる。雌蕊は半透明のクモの糸より細いくらいのものが、雄蕊を割ってツ〜イッと1センチほど突き出る。
 こんな小さな花にも蜜はあるらしく、身体のまんまるい花蜂がしきりに蜜を求めてやってくる。
 偲びやかに咲く小さな花だけれど、紫と黄色の配色といい、一見なよなよと見える雌蕊だけれど生命の営みを宿すしたたかさといい、自然の配剤には驚くばかり。秋には母なる花の色を請けて、紫の実が熟す。
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2017年06月05日

今年もホタルブクロ

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 淡々した、ピンクに近い薄い紫のホタルブクロは、この節の吾小庭の主役のひとつ。
 去年の秋、コスモスの花束をいただいた花美人の奥さんから、今朝の散歩のときに、濃い紫のホタルブクロを分けてもらった。ホタルブクロと言わずに、今どきのやたらと長いカタカナ表記のものなのかもしれないけれど、奥さんも正式の名は知らないと言う。花の姿形も葉茎もそっくりだから、ま、暫定ホタルブクロ。
 今朝は、忙しいからと切り花にしていただいたけれど、暇を見て一株鉢上げしておきましょう、と言ってくれた。奥さんがまた一段と輝いて見えた。いただきます。
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2017年06月04日

今年もニッコウキスゲ

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 弱々しい株立ちだったので心配していたけれど、一日と言えない、凛々しい花径が二本立って、そのうちの一本に、今朝、一輪花が咲いた。朝陽を浴びて胸を張って咲いている。別名、禅庭花(ぜんていか)と言うそうな。言われてみればそのように、庭にあって、「心を一の対象に集中し、正しくつまびらかに思惟し、無我寂静の境地に没入すること。」(『辞海』:禅より引用)に導いてくれるにふさわしい花の姿だ。

 
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2017年06月03日

今年もチドリソウ

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  六月を奇麗な風の吹くことよ  子規

 本格的な梅雨の季節に入る前の晴れ間は実に清々しい。
 掲句、簡潔に言い切ったかに見えるけれど、病を得て長い長い療養生活を強いられる子規の生涯を知っているわたしたちには、この季節の風の心地良さを感得するだけでよいのかどうか・・・。

 小庭に、今年もチドリソウが咲いている。昨年は庭一杯に株が増えて、濃い青紫、薄い紫、そして白花と咲き競っていて、花期が終ってもそのままに放置して種がこぼれるに任せていたのだけれど、期待した数は見られない。それでも、繁茂した下草の緑の中にすっくと背を伸ばしたチドリソウの立ち姿は、その花にもまして気持ちのいいものだ。
posted by vino at 12:56| Comment(0) | 庭には・・・ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする