2010年12月24日

キーワードは‘time’

 今年も残りわずかになった。こもごも反省しては、いささかの感傷と後悔のあれこれが浮かんでくる。
 そんなときに聴いている、歌、歌、歌。
 
その1、‘HURT’.

I'm sorry for blaming you
for everything I just couldn't do

Christina Aguileraは、ラップとか早いテンポのダンス・ミュージックが得意な歌手で、当方には縁がないなと思っていたので、このバラードの歌いっぷりには参ってしまった。沁みるんですね、これが。

It's dangerous, it's so out of line
To try and turn back time

 ここまで、声を張って歌っていた彼女が、突然調子を変える。跪いて、‘time’という単語を掌に奉げ持つように切々と歌う。
 戻らない時間、去って行った人の後ろ姿を思いながら・・・。

I've hurt my self by hurting you...

 その2、‘The first time ever I saw your face’.

 Roberta Flackのことは、以前にも書いたことがあるけれど、バラードのスタンダードナンバーと言ってもいいこの曲は、この頃になると一段と心に響く。
‘the first time’とは、「失われた時」であり、失った人がいた「その時」であり、追憶と恋慕の情を歌って、聴くたびに、胸がつぶされそうになる。
‘HURT’とは趣が違って、懺悔の言葉は一つも歌われていないのに、哀しいとも寂しいとも歌っていないのに、‘the first time’は、もうここにはないことが、痛切に伝わってくる。

 その3、‘Time to say goodbye’.
 
 水戸市にある、さくら鍼灸院の菅原院長に教えてもらった曲です。
 このところ、腰痛の起こる気配があるので、月に一度、鍼治療に通っている。
 同好の士でつくる吹奏楽団で、バス・トロンボーンを吹く菅原さんとは、治療を受けながら音楽談義をするのが楽しみで、あっと言う間に時が経ってしまう。
「Sarah Brightman、いいですよ。きっと虜になりますよ。」と言われて、さっそくYou Tubeで検索してみた。
 あれ、‘to say goodbye’って歌っているけれど、これ別れの歌だった? 以前、テノール歌手の・・・、と思いながら散歩を続けていると、Andrea Bocelliとのデュエットにぶつかった。あ〜そうなの、と旧知の友に出会ったようで嬉しくなってしまった。おまけに、Katherine Jenkinsにまで会ってしまった。Sarahもいいけれど、Katherineのふくよかなアルトもいいなあ。
 元のタイトルは、確か、‘Con te partirò’で、訳せば「君とともに旅立とう」とでも言うのかしら。
 Katherineとデュエットのつもりで、大きな声で歌ったりしている。美人の女性歌手に、Con me, con meと言われると、とても気持ちがいい。
 何故、‘Time to say goodbye’というタイトルになっているのか、原詩からは想像できないのだけれど・・・。

「時」にこだわってきただけに、タイムリーに、いい歌に巡り合えて幸せな気分の年の瀬。
posted by vino at 16:55| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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