2016年09月25日

廃 屋 2

CIMG0312.JPG

 一家が屋敷替えをしたあと、長く放置されて荒れ放題だった家屋群が解体された。東日本大震災で一部が傾き、いよいよ倒壊の恐れがあると近所の人が申し入れ、このほど解体業者の手で工事が行われた。重機を使いあっという間に更地が出現した。
 廃屋は悲しい。以前住んでいた人たちの様を思い出させると思わせて、寄るものを拒絶する何ものかの気配を感じさせる。家屋そのものの解体にはさほどの感慨もないけれど、生活雑貨の類が出てくると、それを手にするたびにある種の感傷に襲われる、と業者が話していた。
 そして、更地のまま放置される空き地もまた悲しく寂しい。いずれは雑草に覆いつくされてこもごもの思い共々すべてが覆いつくされてしまうのだけれど。
※写真は、今年2月に撮影したもの。
posted by vino at 11:45| Comment(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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