2014年03月06日

移ります

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 長い間お世話になりました。
 当ブログ、只今をもってSeesaaへ移行手続きをします。手続き後は、当サイト内での書き込み等やり取りが出来なくなるとのことです。
 いずれあちらでお会い出来ればと思います。「LOVELOGは永遠です!」とは行かなかったですね。
 お付き合いいただきありがとうございます。それでは、いずれまた・・・。

※先客があってこのタイトルが使えない場合には、「続・独り語りの記」とでもするかもしれません。


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2014年01月04日

危うし!!

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 ストーブ用の薪ごしらえは、まず長さを揃える。長いか短いかなど、燃やしてしまうものにそこまで拘るか、と言われそうだけれど、それをしも、美学と言うのです。
 桜の木は、朽ちるのが早い。切る前に枯れていたものは、ほやほやと燻ぶるようにしか燃えず、火力が弱い。多少水分が残っている位のものの方が、木精が勢いよく噴出し炎は青味がかって燃え温度も高くなる。
 桜の丸太の長さを揃えるために半分に鋸引きしたら、キクイムシの幼虫が頭を出したり引っ込めたり。巣穴の上部ぎりぎりのところに鋸を入れたらしい。幸い、怪我(?)もないようなので、「ごめん、ごめん」と謝りながら胴切りしたばかりの丸太をくっつけてテープ止めにし、軒下に置くことにした。
 図鑑で調べてみると、ゴマダラカミキリムシの幼虫のようなのだけれど、幼虫、成虫とも生木を食害する、とあるから疑問が残る。
 カミキリムシの一族は、木喰い虫、樹木の害虫として嫌われ者の代表だけれど、「子ども」に罪はなかろう。
 食べ尽すには十分過ぎる桜の丸太だから、時期になれば成虫となって出てくるに違いない。
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2014年01月01日

あけましておめでとうございます

 去年今年一酌に足る如きもの

(去年今年貫く棒の如きもの 虚子)

 新しい年が、皆さまにとって幸多い一年でありますように祈ります
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2013年12月30日

全集もの - 田中冬二全集に寄せて

 書棚に揃えたからといって、必ずしもすべてに目を通せるわけではない。好きな作家の全集本であっても、全巻全編を読み通せずにいるものもある。
『田中冬二全集』もその類で、思いついたように時々手にしては、詩篇などを拾い読みする。
 ところが、どういう経緯があったのか今では思い出せないのだけれど、わずかに全3巻の全集本のうち第2巻が欠けていて、気にはかけてはいても、今日まで補充せずにいた。
 第1巻の発刊は、昭和59年12月15日第一刷とあるから、この間、29年も経過してしまったことになる。
 巻数の多い作家の全集ものの場合には、営業的な理由からか、必ずしも巻数順に発刊されないこともあるけれど、わずかに全3巻の全集本は、さすがに順番どおり発刊されている。 
 因みに奥付をみると、第2巻は昭和60年4月10日、第3巻は同じく6月25日にそれぞれ第一刷、とある。その後、この著書が増刷されたかどうかは知らない。
 このほど、その第2巻を、あるネットショップで手に入れることが出来た。遠く愛媛県松山市の古書店からだった。
 手にして驚いたのは、長く自分の書棚にあった2冊に比べて、はるかに状態がよいことだった。古書では避けられない日焼けもなくしみもなく、ほとんどまっさらに近い美本なのだ。月報も、発行時の筑摩書房の新刊本案内のパンフレットも挟まれてあった。

 頁を繰りながら、しかし、と思い淀んだ。
 古書が余りにも綺麗に措かれているのは、果たして良いことなのだろうか。
 これまでに、どれだけの人に読み継がれてきたのだろうか。
 版が重ねられることなく、遠く過去の人となってしまったのだろうか。

 とまれ、ここに一人の愛読者がいることを、そして田中冬二という詩人に出会えたこの上ない喜びを伝えなければならない。

   親しきサマンよ
   僕はまたしても君にこの手紙を書く
   死人に手紙を書くのは僕にもこれが初てだ
   明日の朝久遠の村の老僕がこの手紙を
   極楽にゐる君に届けるだらう
  (「聖女シュザンヌ村」フランシス・ジャム詩抄に関するノオト)
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2013年12月21日

結ぶ契

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 このほど、とうもろこし人形作家の木村拓子さんから作品写真集 第二集『創作 とうもろこし人形』をいただいた。
 いずれも、ここ数年に、企画展示会、作品発表展で拝見したはずだったけれど、写真集を手にとって驚いた。
 光と陰、夫君の撮影になる人形群の陰影から映し出された手業が際立って、とうもろこし人形に込められた作者の志気が匂ってくる。
 光によって人形群の心が動き、陰によってその姿態が動き出す。
表紙に登場する「常陸帯」からは、能舞台そのままに、ワキ詞が聞こえてきそうだ。

「かやうに候ふ者は。常陸の国鹿島の明神に仕へ申す者にて候。」

 木村さんの人形には、目鼻立ちをいう「顔」は描かれないので、この表紙を見て驚いた。ワキ師に顔が!?イエイエ、それは、立派な能面でありました。
  
 人形群も写真集も完成度の高い一級品の仕上がりになっています。(当ブログサイドの「とうもろこし」で覗いてみて下さい。)

 いただいたお便りには、年明け早々、磯原の桂木ギャラリーでの企画展(「竹取物語って」)、3月初めのご当地、エスパースでの個展(「K・A・R・E・I」)へ向けて準備にお忙しいと書いてあった。
 会場で、作品群共々お会いできるのを楽しみにしたい。

※ワキ師(方)に能面、としたのは、当方の見誤りでした。面を付けるのはシテ方のみ、ということをうっかりしていました。神に仕える神官だからこそ、直面(ひためん)を強調されたものと思われます。敢えて書き直さずに追記します。

 
 
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2013年12月18日

別に他意はないのですが

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 我が家の菜園の秋蒔き大根を収穫していた家人が、お腹をかかえて笑い出したのでその手元を見ると・・・。
 食べていい物でしょうか!?
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2013年11月23日

紅葉と満開と

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 久しぶりに西山公園へ散歩。全山紅葉して目映いばかり。

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 ひと口にモミジとは言えないほどで、こちらは黄葉と言いたいような色合い。

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 驚いたことに、山いっぱいのツツジが満開。陽だまりの株の狂い咲き?ではない。あまり日当たりの良くない谷にある株にも花が咲いている。ツツジの季節はずれの開花は良く耳にするけれど、全山、枝いっぱいに花を付けているのは見たことがない。つつじの葉も紅葉するから、一種異様な雰囲気に包まれている。
 公園を管轄する市役所に問合せたところ、今日は土曜日で対応できないとのこと。ツツジやモミジの品種も確かめたかったのだけれど、止む無し。
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2013年11月11日

薪の準備

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 晩秋を通り越して一気に冬の陽気。
 2年ほど寝かせていた樫の木の切り株を割り始めた。一抱えを超える大きなものもあって、斧では文字通り歯がたたない。平鏨3本とハンドハンマーを使う。言ってみれば太郎、次郎、三郎の三兄弟。
 中心から放射状に入った干割れに、まず太郎を打ち込み、割れ目の先に次郎、さらにその先に三郎を打ち込む。1本の鏨では割れなかった大株が、ピリピリと音をたてながら弾け始める。三郎の打ち込みが効き始めると、太郎が緩む。太郎をさらに打ち込むと次郎が緩む。このように三兄弟に協力してもらいながら進むと、さしもの大株も二つに割れ、あとは順に四つ割、八割と割ってゆき、一株から20本近い薪が出来上がる。大汗をかいたあと、ストーブで温まっているコーヒーで一息入れる。
 キクイムシをねだって寄ってくるジョウビタキの季節はまだ早い。
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2013年10月14日

かぼちゃ

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 散歩道のある源氏川堤防沿いの畑で毎日のように畑作業に忙しいTさんとは、朝晩の挨拶の他にその時々の作物のことや農作業の話しをして帰ってくる。
「わたしは珍しいものを作るのが好きでねえ」と屈託がない。
 夏の盛りには枝豆をいただき、つい先日は冬瓜をもらって帰ってきた。愛犬のリードを放せないので片手で持たなくてはならなかったから、枝豆はともかく冬瓜は重かった。
 今日は、京都の野菜のひとつ、鹿ケ谷かぼちゃを持たされた。重い重い腕が抜けそう。家に帰って計ったら、体重7kg、身長33センチ、そして胴回りは38センチもあった。
 先年は、奥さんが食用にと栽培を始めたというアーティチョークの花をもらい、しばらく玄関の壷に活けて楽しんだことがあった。
 いつももらってばかり。でも、我が家の菜園では作っていないものなので、遠慮なくいただいて帰る。作る人って、貰い手があると嬉しいものなんです(?)
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2013年10月10日

ゴーヤーの蔓

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 毎年、仙丈庵の南に面した窓にグリーンカーテンを作る。今年もゴーヤーを3本植えた。
 真夏、直射日光をさえぎり、窓ガラスに美しい緑陰を映してくれた。例年になくたくさんの実がなり、毎日のようにゴーヤーチャンプルを食べたお陰で、酷暑の夏を乗り切れた。
 数日前に、枯れ始めたゴーヤーをネットから外して、猛暑の夏に別れを告げたと思ったら、この2、3日の30℃に近い暑さはどうしたことだろう。
 からーんとした窓の向うに、「真夏」の太陽がまぶしい。
 勢いのよかったひげ蔓が、窓の網戸にまで絡み付いていた名残り。
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2013年09月14日

お陰様で

 こんな所でこんなことをアップするのは気が引けるのですが、カミさんが今日退院しました。
 ご心配いただいた皆様、ありがとうございます。
 まだ、歩く姿はロボット状態です。それでも自分の足でしっかりと歩けるようになりました。
 リハビリを続けながら、頑張ってまいります。取り敢えずご報告とお礼まで。
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2013年08月31日

エノコログサ

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 別名「ネコジャラシ」と呼ばれるのに、漢字では狗尾草と書く。花穂を子犬の尾にたとえたものという。
 一度刈り払われた堤防の夏草のなかで、いち早く勢力を回復したのはワルナスビだった。堤防の遊歩道の両側に生い茂り、以前より花の色が濃くなったようにみえる。
 この時期、名さえ知らずにいたイネ科の草々が花穂を付け始め、ワルナスビを覆い隠す勢いだ。
 朝陽に透いて見えるエノコログサの花穂がかわいらしい。葉群には朝露が宿って七色に光り輝いているけれど、レンズでは捉えきれない。
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2013年08月19日

ボケナス

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 ナスの科ではないのに、人を揶揄、中傷する言葉に使われている。
 
 家人の転落事故以来1週間、菜園の見回りを怠っていたために、ナスの実が大きくなりすぎてしまった。30個ほど、枝から切り離し生ごみとして出すはめになった。
 食べごろの実が左側だから、その大きさがわかろうというもの。
 俄かチョンガになってしまって戸惑うのは、三度の食事だ。俄仕込みの手料理や、時にコンビニ弁当で間に合わせているけれど、ナスはどうして食べたら良いのか、家人が起きられるようになったら簡単なレシピを書いてもらつもりでいる。
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2013年08月15日

転落す

「肋骨が5、6箇所折れてるね」と主治医。
 痛いはずだ、おまけに頚椎を強打して捻挫しているので激痛にくわえて電気が走しるから身動きがとれない。

 とんでもない事故が起こりまして、かみさんが緊急入院しました。
 12日の朝、家の、二階から降りる階段の上部から足を滑らせて真っ逆さまに転げ落ちて一階の居間の床にドスン。かかりつけの脳神経外科病院へ緊急搬送してそのまま入院。レントゲン、MRI、CTと立て続けに検査の結果、頭蓋骨骨折や脳内出血はなし、手足の骨折もなし、と一安心していたところが、CT検査で肋骨の骨折が見つかって大慌て。内臓や肺への損傷は無い模様ながら、内出血の疑いがあるので絶対安静状態。母親の介護で疲れたのか夏バテか、一瞬の出来事でした。
 
 事態はいつでも急転直下、激変・激動するものかなと、ひと際暑い夏に思い知らされた次第。
 皆様もどうか、日々お気をつけられますように。
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2013年07月29日

No.900 稲の穂

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 美しき稲の穂並の朝日かな  路通

 分蘖が進んで緑が濃くなった田圃では、早くも稲の穂が出始めた。
 掲句のように、穂並とまでは行かない。まだ、ポツリポツリと走り穂を数える程度。
 やがて、花穂が出揃えば稲の花盛りとなって田の面はしばらく白っぽい緑を呈する。

※「稲の穂」や「稲の花」は、秋の季語。田植えが早くなった昨今、季節にずれが感じられる。
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2013年07月18日

ああ、夏草や

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 散歩道の源氏川堤防に生い茂っていた夏草が刈り払われて景色が一変、ガラ〜ンとしてしまった。
 ワルナスビ、ムラサキツメクサ、ヒメジオンたちの群生も、クズの蔓も、緑の中に点々と色を添えていたヤブカンゾウも消えてなくなっている。「ブッシュ・カッター」というキャタピラーの付いた乗用式の草刈機で一気に刈り払われた。あっけないものだ。 
 堤防が本来の台形の姿を見せて、川が大きく見える。今まで夏草に被われていた川の流れが見えるようになった。翡翠が川面近くを飛ぶ姿が見られるかもしれない。
 ま、言ってみれば、夏ヴァージョン。

 おしなべて夏草となり哀れなり  伊藤柏翠
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2013年07月16日

旬のもの

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 家人の実家からは、年に5、6回、季節の野菜が届く。とうもろこしは早くも2回目。茹で上がったばかりのホカホカにかぶりつく。旬のものは、味もさることながら香りが立って、季節に出会えるありがたさもいっしょに味わえる。
 とくに今年は、6月に、『土』の舞台で他所の畑からとうもろこしを盗んだ役を演ったから、その思いもひとしおのものがある。米など口にすることがままならずに雑穀やいも類を主食としたそんな時代や身分階級のあったこと、自分たちにも食糧難時代があったことなどが思い出されて、とうもろこしの甘い味に、少ししょっぱい味が混じってきた。

 貧農の軒たうもろこし石の硬さ 西東三鬼

※とうもろこしの季語は「秋」、花は夏季。
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2013年07月06日

ヤブカンゾウ

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 朝夕の散歩道である源氏川堤防の遊歩道の両側には、いま、ワルナスビの花が満開。薄紫の、五弁の花びらに黄色の雄蕊、翡翠のような緑色の小さな雌蕊がかわいらしい。しかし、花にだまされてはいけない。この草の茎には大きな棘があって、花や葉の陰に文字通り牙をむいている。どこか野菜のナスの花に似ているので、名前の由来もその辺にあるのかもしれない。去年はムラサキツメクサのほうが勝っていたから、その後の勢力争いで分布を広げたらしく、今年は両者ともに拮抗して咲き競っている。
 そのワルナスビとムラサキツメクサの花の下からところどころ道を這うようにニュルッと頭を伸ばしているのがクズの蔓で、ひところはこのクズが一番勢力をはって繁茂していたように覚えているけれど、盛者久しからずは植物の世界でも避けられない理のように見える。
 野の草は、一見何事もない静寂の中で勝ったり負けたり、また盛り返したり、熾烈な闘いを繰りひろげているのだろう。
 そして、それらを睥睨するようにすきっと花茎を伸ばしているのがヤブカンゾウだ。緑の濃い草叢の中では株の数は少ないながら、この朱色の花が目に付く。一日花だから、朝に見た花も夕方の散歩のときには、一段と濃い朱色となって花口を絞られたように花弁を閉じてしまう。
 でも、その隣には、明朝咲くべくいくつかの蕾がすでに用意されているのが嬉しい。

 甘草の芽のとびとびの一と並び  高野素十
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2013年06月17日

ヤマユリ

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 散歩コースの一つである西山公園には、自生のヤマユリがあちこちに見られるけれど、例年、花を見る前にイノシシに百合根を掘られる株が多く、悔しい思いをする。それかあらぬか、イノシシの牙を逃れてか、遊歩道の階段の偽木に隠れるようにある一株を見つけた。この上は、無事に花を見たいもの、そっと跨いで通り過ぎた。
 小庭のヤマユリは、二株増えて三株になった。まだ草茎は弱々しいけれど、いくつかの蕾を付けている。

 百合折らむにはあまりに夜の迫りをり  橋本多佳子
 
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2013年05月31日

長塚 節 の生家

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 先日、常総市にある長塚節の生家を訪ねた。
『 土 』を演じるにあたり、何はともあれ表敬の意もあったし、「勘次」が生活していた風景、空気にふれたいと思ったからだ。
 豪壮な長屋門の構えからして、節の生家の豪農振りが伺える。案内所に声を掛けて、I さんに案内していただいた。I さんは、鄙にはまれな(失礼!)美しい方で、説明も押し付けではなく、一歩引いたゆかしいものでした。お陰で直筆の色紙や草稿類、装束の遺品など心に感じて拝見できたのはありがたかった。
 案内所でいただいたお茶の美味しかったこと。時間に余裕がなかったため、傍証の事々をもっと伺いたかったのだけれど、それはまたの機会にと心を残しながら帰路についた。
 途中、境内が部落の盆踊りの会場だった桑原神宮にお参りをして、勘次が隠れておつぎの様子をうかがったという大きな樅の木の幹に手を触れて、勘次の思いを念じてきた。

 道の端に道草の生ゆ
 馬はなけれど
 小さき花のあり
 生き急ぐ草々の習い
 吾一人佇む 道の端
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