2013年07月23日

寄せ植え

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 明け方まで降っていた雨で少しは涼しい朝になるかと思ったけれど、日が昇ると、蒸し蒸しと暑気が肌にまとわり付く。ここ2、3日、風の涼しい日が続いたので殊のほか、身にこたえる。
 寄せ植えの鉢ものが、久しぶりの雨に生き生きとしている。
 右上から時計回りに、アルテルナンテラ・パープルソルジャー、ヒューケラ・パリ、ヒューケラ・ファイヤーチーフ、ヒューケラ・シナバーシルバー、そしてワサビ。
 ワサビの爽やかな緑葉と赤紫系の勝ったヒューケラなどの葉の調和が美しい。ヒューケラのピンクの花が存在感を主張している。
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2013年06月25日

薔 薇

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 針ありて蝶に知らせん花薔薇 乙由

 蝶ならば花に飛来するものを、アマガエルはどうやって棘のある茎をよじ登ってきたのか。赤い薔薇の補色とも言える新緑の葉そのままに、所を得てとは思えども・・・。食餌の都合もあるのだろうけれど、この種の蛙の居住まいには驚かされることが多い。
 
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2013年05月23日

ハツユキカズラU

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 先日、鞘が弾けた様を見つけたハツユキカズラに花が咲いている。小さな五弁の真っ白な花だ。花の形がまるで風車のようで愛らしい。花の芯は、写真ではどうしても黄色味が勝ってしまうけれど、実物は爽やかな薄緑色で、蕊は虫眼鏡ででも見ないと気付かないくらいに小さい。こんな小さな花から、これほど大きな実の鞘が付くものかと驚かされる。その種も、風に乗ってすべてどこかへ飛んで行ってしまった。
 ハツユキカズラは今の季節が最も美しい。瑞々しい緑の葉に白や薄い桃色の斑の入った葉が混在していて、その中に真っ白な花がいくつも咲いている。
※先日の記事のタイトルを、「ウスユキカズラ」としていて、気付かずにそのままでいました。今日、訂正しました。
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2013年05月02日

ハツユキカズラ

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 伸びすぎたハツユキカズラの蔓を摘めていたら、鞘から弾けた種を見つけた。初めてお目にかかる。一瞬、くもの巣の塊かと思った。7〜8センチの鞘の中に30個ほどの種が入っている。銀色の柔毛を付けて、風に飛んで行く仕掛けだ。花が風車状に咲くから、そのDNAを受け継いでいるのかもしれない。
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2013年04月23日

お主もやるねえ

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 コケ庭に水遣りをしていたら、一枚、ウスユキカズラの真っ赤な葉がひらりと落ちてきた。
 白や薄桃色に斑の入った葉に混じって、ところどころ紅葉した葉が見える。
 緑と赤とが、水気を含んでひときわ鮮やかにお互いを引き立てあっている。
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2013年04月15日

雌雄同株

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 久しぶりで、こめ工房の丘を散歩。ショウジョウバカマは花の盛りを過ぎて、赤紫の花は見られずにオレンジ色の萎れ花になっていたのは残念。山桜が咲いている下の草むらでは、早くも山ツツジが咲きだした。
 売店で、アケビの鉢植えを一鉢。居合わせた生産者の叔父さんに、家にあるアケビは雄花ばかりなのはどうしてか、とたずねると、
「そんなはずはねえなあ。アケビは雌雄同株だから自家受粉でも問題ねえんだかんね。そしたらね、この鉢の物は、葉っぱの数が、ほら、5枚あるだろう、お宅のはきっと3枚葉のものだから、これを持っていってその雄花と交配させると最高。いい実がなるよ」
 なるほど、なるほど。小さいながらも風車状の雌花がびっしり付いているのをゲット。
 早速帰って並べてみると、仰せのとおり、前からあるものは間違いなく3枚葉だった。よし、今年はこの二鉢を並べて、秋にはきれいなアケビの実を楽しみに待とう。
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2013年04月12日

未だ掃かず

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 春先がけの蝋梅が散って、水仙、福寿草、ミモザ、レンギョウと順を追って咲き、そして今は一重の山吹が咲いている。こう並べてみると、我が小庭にはずいぶん黄色系の花が多いことに気付く。
 それと知れずに笹薮の中に咲く山採りの春ラン、イカリソウ、翁草、雄花ばかりのアケビの花は赤紫系。
 忘れてはいけない、ライラックの蕾も大きく膨らみ始めている。例年、ひとつかふたつの花房を見ただけでも喜んでいたのだけれど、今年は枝々の先に15ばかりの蕾がついた。なかなか花芽をつけずにいた木で、代わりに花を惜しんで遅れて植えたもう一株は葉の芽吹きばかりで蕾がついていないのはどうしたことだろう。
 
 花落家僮未掃   花落ちて家僮(かどう)未だ掃(はら)わず  王維

 春の嵐に甚振られて庭に散り敷いたヒメコブシの花びらはしばらくそのままにして置いたけれど、残り花もすっかり散ったのを見計らって、ようやく掃き集めた。
 花時を終えた庭木には、すっかり若芽が芽吹いている。
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2012年09月10日

寄せ植え2

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 昨日に続いて、寄せ植え。パープル・ファウンテン・グラスの立ち姿がすっかり気に入ってしまって、ふた鉢目に挑戦。先日の花木センターではなく犬の餌を調達するホームセンターだったので、パープル・・・以外は在庫が無く、ひと鉢目とは異なる組み合わせになった。
 センターポイントには同じくパープル・ファウンテン・グラスを据え、その左手前に濃いピンクの花のダンシング・コレオプシス:ガーネット(キク科プレオシス属)を配し、右側には厚手の濃緑の葉が存在感のある黄花のハミング・ブロンズ・ニッポン:プチダリア(キク科ダリア属)でバランスをとり、手前には、小さな吾亦紅のような花の千日小坊(ヒユ科)をふた株植えた。今回は、全てポットに花の名前がついていたので記録できたけれど、それにしても、カタカナの長ったらしい名前で、人に聞かれても、メモでも見なければとても答えられない。
 パープル・・・には穂が出はじめており、秋の風に小さく揺れている。
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2012年09月09日

寄せ植え

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 秋の草花を見に、と花木センターを訪ねたら、赤紫がかった芒が目に付いた。傍らに、それをセンターに据えた寄せ植えの見本があって一目惚れ。店員さんに訊いたら、芒ではなく、イネ科の植物だという。曰く、パープル・ファウンテン・グラス、英名:ペニセツム・セタケウム・ルブラン。イネ科チカラシバ属。ほかに、白い小さな花と珊瑚色の実のついている・・・、青紫の葉と実が美しい・・・。ポットに名前がついているものとばかり思い込んでいたので、それぞれの名前をメモしてくるのを忘れてしまった。いい感じに仕上がったので、もうひと鉢仕込みたくなったから、いずれその時に。
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2012年08月02日

ヤマユリ(断想)

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 ヤマユリの花は好きだけれど、その匂いが苦手だ、と言う人がいる。バラなどの、芳香を放つ花に比べると、はるかに濃厚な甘く饐えた匂いが鼻にまとわりつく。

「あら、頭にユリの花粉がついてる」
「気づかなかった。匂いがきついとは思ったけれど、君の匂いかなと思っていた」

 ヤマユリの花は好きだけれど、その雄蕊のつけた禍々しい色合いの花粉が苦手だ、と言う人がいる。
 
「ユリの花粉て、つけちゃうと洗ってもなかなか落ちないのよ。雄蕊、摘んでおくんだったわ」

 ヤマユリの花は好きだけれど、雌蕊の先端の、ぬめり気を帯びた様が苦手だ、と言う人がいる。

「ユリの花ってさ、どこか物欲しげな気味合いを感じるね」
「わたしを見ながら言わないで・・・」

 ヤマユリの花は好きとも嫌いとも言わずに、ヤマユリの根の甘煮は好きだ、と言う人がいる。そんな人は、きっと、ヤマユリの花の妖艶さに酔うのかも知れない。それを言うのは、なんとなく気鬱だと隠して。
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2012年05月04日

口紅藤

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< ---春は藤波を見る。紫雲のごとくして西方に匂ふ。>(『方丈記』)

 この季節、桜はすっかり葉桜となり、里山では、若葉の中に山藤の花が<紫雲のごとく・・匂ふ>。仰ぎ見て花を見るたびに、一枝なりとも庭に持って帰りたい思いにかられるけれど、山藤は庭で咲かせるのは難しいと聞いてまだ果たせずにいる。
 花の房に長短あって、その色にも青紫から薄紫、白や淡い紅色と色とりどりの中で、「口紅藤」という銘に惹かれて園芸店から小振りな鉢を買ってきた。薄紅色の花びらに萼のところだけかすかに紫色が残る。
 鉢植えのままでは水遣りなどの管理が心もとないので、いずれは地植えにと思うけれど、藤は土が合わないとしばらくは花をつけないとも聞くので、どうしたものか。
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2012年05月01日

ポピー劇場

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a.m.8:00 アイスランドポピーの蕾を見る。

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a.m.8:10 花苞が割れて、花びらが覗く。婀娜な女性の蹴出しのよう。

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 a.m.8:11 花苞が弾けて、花が姿を現す。



a.m.8:14 花びらが開き始める。ハラッ、ハラッと音が聞こえそう。

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a.m.8:18 花びら広がる。

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a.m.8:21 雄蕊、雌蕊が顔を出す。


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a.m.9:00 花びら開ききり、蕊も立って、生き生きと陽射しを浴びている。
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2012年04月07日

ヒメコブシ

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 小庭のヒメコブシは、やっと五分咲き。膨らんだ蕾から咲き初めの花までは少し濃い目のピンクで、開ききって散る頃にはほとんど白色に近く色が抜ける。今年は、蕾のうちから晩霜に当たったせいか花びらの先が茶色く枯れ色になっているものが多くみえる。
 年を経た樹木は老い木と言うけれど、散るに散れずに木に残り、色あせてゆく花を何と言うのだろうか。桜には姥桜とあって、年増女のあだっぽい色香を思わせる言い方もある。落花狼藉も、落花流水もこれみな桜の花に事寄せた言い方らしく、謡曲にも、数多、桜にまつわるものが見受けられる。
 今年の桜見は、「桜川」に謡われた桜川を訪ねたい、と謡曲全集を開きはじめたところ。 
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2012年03月14日

梅二分咲き

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 小庭の白梅が、やっと花開いた。今年は、陽気を待って次々と咲く、とはいかないようだ。関東北部では、この冬一番の冷え込みで、最低気温が零下十何度と報じられているくらいだから、梅の一輪一輪に一喜一憂などしていられない。とは言うものの、蕊の立った緑萼種、月影の花は凛々しく美しい。見れば元気がもらえる。
 
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2012年02月21日

冬ばらの・・・

P2210886.JPG 潦(にわたずみ)などと洒落るほどの庭ではないけれど、このところ雨が降るたびに小庭にできる水溜りが気になる。
 先日、市役所に計ってもらった、雨樋が集まる雨水枡の放射線量が予想以上に高かった。
「小さいお子さんはいらっしゃるんですか?」
 通常は、地上1メートル高のところで空中線量を計るらしいのだけれど、あちらこちらで雨落ち箇所の線量の高さがニュースになっているからと、無理を言って測定器を地面近くに置いて計ってもらったとたん、係員に訊かれた。
 このうえは、溜り水をつくらないようにと浅く溝を掘った庭先に、ロウバイが満開に咲いている。青空をバックに見る薄黄色な半透明の花びらが美しい。甘くかすかに芳香が漂っている。隣には、家人お気に入りのバラの蕾が寒さに花弁を閉じたままドライフラワー状になっている。

 冬薔薇の咲くほかはなく咲きにけり 日野草城

P2210910.JPG 「ふゆばら」、「ふゆさうび」は冬の季語。< 四季咲きバラなどで、冬に入ってからも名残りの花を開くさまをいう。>(『日本大歳時記』)とあるから、咲いてこその物言いなのだろうけれど、咲かずに冬をやり過ごしてしまった花を賞でることばはないものかと尋ねたら、

 冬ばらの蕾の日数重ねをり 星野立子

とあった。
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2011年11月27日

ホウキグサ

 PB270833 (450x300).jpg 夏の間は爽やかな緑を楽しみ、秋には深紅に紅葉して小庭に彩を添えてくれた鉢植えのコキアが枯れた。「畑のキャビア」は?とまさぐってみたけれど見当たらなかった。園芸種では無理なのかもしれない。
「これ、コケ庭の箒にいいんじゃない?」という家人の提案で思い立ち、株の根元を銅線で縛ると、そのまま手作り箒が出来上がった。早速コケの上に降り落ちたコブシの葉を掃き出してみる。柔らかからず硬からず、コケを傷めることなく簡単に掃除が出来た。手に伝わる感触がなんとも言えないほど優しい使い心地。今までは、落ち葉を一枚一枚、手で拾いながらの作業だったので、手のかじかむ寒さの日は結構億劫に感じていたから、なんとも重宝なものを手に入れた、と喜んでいる。
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2011年10月16日

柿の実

PA160824 (450x278).jpg 雨があがって、柿の実の色が一段と深くなった。
 名残の雨粒が枯れ枝に宿っている。
 裏山の靄が切れ始めるのは、まもなく天気が回復する兆し。
 夕陽がこの山に沈む前のひと時、赤とんぼの乱舞が見られる。
 来月には、この里山にも紅葉の季節が訪れる。
 見晴るかす展望がない分、凝縮した時間が流れるように思う。
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2011年07月16日

梔 子

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 ある時から、植物の名前はカタカナで表記するようにしているけれど、何故か漢字で書きたくなるものがあって、梔子もその一つ。辞書なしでは書けないうえに、ひょっとすると読みさえ失念していたりするのに、クチナシはやはり梔子と書きたい。ほのかな香りと花弁の底抜けの白さに気品さえ感じて、その全体像の納まりがいいように思えるからだ。
 しかし、開花を待っても、汚れのない純白の花弁は少なく、直ぐに黄色味を帯びた茶色に変色してしまう。

 口なしの花はや文の褪せるごと  中村草田男

 達人の「口なし」は、実が熟しても裂開しないことの呼びならわしをそのままに、時の移ろいの無常感と存在としての色の儚さを見事に詠み為している。
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2011年07月09日

ヤブカンゾウ

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 学名の一部をとってヘメロカリスと総称される園芸品種は、2万種に近いといわれるそうだけれど、原種とも言えるヤブカンゾウは、この花に限る。
 弁化した雌蕊、雄蕊が、本来の花弁に重なって複雑な八重咲きの花を見せる。ものの本によると、雌雄の蕊が弁化するのもそうだけれど、顕微鏡で拡大してみる雄蕊の花粉は大小さまざまで授粉、受精には不適、とある。それが、進化なのか退化なのか、弁化した蕊がひときわ濃い黄赤色になって、緑の叢の中で咲いている。
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2011年06月15日

エノテラ・アフリカンサン

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 透明感のあるレモンイエローの花弁に魅せられて求めた花。以来7、8年ほど、手入れもせずにその時の粗末なプラスチック製のハンギング型の鉢に入れたままにしているのに、か細い葉茎にも似ず、強かに毎年沢山の花を付ける。
 最初の花が終った頃に名札を失くして以来、その名を覚えずにいた花だったけれど、今回、「黄色い花」でネット検索して、その名を思い出した。別名、昼咲き西洋月見草。
 咲き終えた枝を切り詰めれば、年に2回は、花を楽しめる。
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