2016年09月25日

廃 屋 2

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 一家が屋敷替えをしたあと、長く放置されて荒れ放題だった家屋群が解体された。東日本大震災で一部が傾き、いよいよ倒壊の恐れがあると近所の人が申し入れ、このほど解体業者の手で工事が行われた。重機を使いあっという間に更地が出現した。
 廃屋は悲しい。以前住んでいた人たちの様を思い出させると思わせて、寄るものを拒絶する何ものかの気配を感じさせる。家屋そのものの解体にはさほどの感慨もないけれど、生活雑貨の類が出てくると、それを手にするたびにある種の感傷に襲われる、と業者が話していた。
 そして、更地のまま放置される空き地もまた悲しく寂しい。いずれは雑草に覆いつくされてこもごもの思い共々すべてが覆いつくされてしまうのだけれど。
※写真は、今年2月に撮影したもの。
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廃 屋

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2016年09月23日

雨が歌えば2

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 毎朝のように、コーヒーを飲みながら一粒ひとつぶつまんでは味わっていたヤマブドウの実も残りわずかになった。栄養が行き渡らなくなったのか、小粒のまま色づくこともせずに萎びて落ちてゆくものもある。
 じっと見続けていると、ブドウの実の球体も雨粒の丸まりも、宇宙の摂理のうちにあるのが分かってくる。そこに言葉が一句降ってくれば詩になるはずだと思う間もなく、一瞬のうちに雨滴が落ちていった。
 
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2016年09月22日

雨が歌えば

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 このところ雨が多い。
 台風は論外として、雨降りは嫌いではない。
 太田裕美の歌う’九月の雨’を聞きながら、窓ガラスを伝う雨滴を見ている。
 じっと見ている。
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2016年09月21日

サンザシ

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 青かったサンザシの実がほんのり赤らんできた。サンゴ色に色づくのは十月の中旬だろうか。小さな花と小さな実だけれど、花期も色づきの具合も何やらリンゴに似ている。
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2016年09月20日

劇空間

 11日日曜日、’座☆音劇’のプロデユース公演があった。
 場所は、那珂市役所にほど近いアトリエ浅田。画家である浅田隆さんがご自分の作品のギャラリーを兼ねてつくられた空間。
 第一部は、宮沢賢治作「双子の星」。寸劇風に群読で進められ、中で「星めぐりの歌」が歌われる。主催者の板倉美貴子さんのアレンジが素晴らしく、出演者によるコーラスのハーモニーも美しく響いていた。
〈 いい歌だなあ〜 〉と思いながら、うっとり・・・。
 第二部は、高田郁作「ふるさと銀河線」より「返信」。
 地の文をナレーションとして、小林雅子さんと佐藤信郎さん他が会話体を台詞として、やはり寸劇風に演じる。
 このプロデユース公演は、それぞれ所属する劇団やグループを離れて、作品のために集まる一発勝負。
 一回だけの公演では勿体ないと思う。というのも、芝居は客の前で演じてこそのものであり、客との阿吽の呼吸の中に成長する伸びしろを実感することが何より肥やしになるはずなのだ。
 小さな公演だけれど、80人を超える人が一堂に会して発するエネルギーは、決して小さくないと思うから・・・。
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2016年09月19日

イワシャジン2

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 青い小さなハンドベルが雨に打たれて咲いている。そのまま五線譜に写し取ったら、どんな音楽を聞かせてくれるか・・・。
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2016年09月17日

イワシャジン

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 小庭の青い花の一つ、イワシャジンが花盛り。蕊の色は奥ゆかしい白で、青い花によく似合う。
( イワシャジンには地質学上の壮大な物語がついていて、以前、「岩紗参の下には」で当ブログも取り上げたことがあるけれど、興味のある方は一度ネットで「イワシャジン」を検索してみてください。 )
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2016年09月14日

ヤマボウシ

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 小庭に定植して10年、3本立ち5本株立ちのヤマボウシを伐ることになった。スス病が入ってしまい、硫黄合剤などで何回も消毒を試みたが効き目がない。花木センターで聞いても、完全駆除は無理です、とにべもない答えだった。困ったことに伝染力が強く、木の下の鉢物や隣り合った庭木にまでスス病が移ってしまうことだ。鉢物は移動して済むけれど、庭木はどうしようもない。
 翌朝見ると、切り株から水分がしみ出ている。それと知ってか知らずか、根が精いっぱい地中の水分を吸収して幹や枝に送ろうとしたに違いない。ヤマボウシの涙とも見えた。
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2016年09月10日

酔芙蓉2

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 9月9日p.m.12:59 ほろ酔いの態。

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 9月9日p.m.16:33 すっかり酩酊の態。

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 9月10日a.m.9:13 一日花の潔さ。

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 コリウスの朽ち葉を陽に透かして見たら、順光では見られない色が現れた。
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2016年09月09日

酔芙蓉

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  逢ひにゆく袂(たもと)触れたる芙蓉かな  日野草城

 鉢植えの酔芙蓉に一輪、白い花が咲いた。どのような酔い色に染まってゆくか楽しみ。
 上掲の句、芙蓉の花の姿形をあれこれ言わずに、〈 袂触れたる 〉と詠んで花弁の大きさと嫋やかさを想起させる。
〈 逢ひに行く 〉がまたなんとも艶っぽい。
 
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2016年09月01日

軽トラック

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 先日亡くなった従兄の愛用の軽トラックを、形見にもらい受けた。年が近いせいもあって、子供の頃はいっぱいいっぱい遊んでもらった従兄だったが、病を得て3か月で亡くなってしまった。
 さっそく、庭木を剪定した枝や、家の周囲に積み置いた粗大ごみのいくつかを軽トラックに積み込んで清掃センターへ持ち込んだ。乗用車ではままならないものも、使い勝手のいい軽トラックのお蔭でみるみる片付いてゆく。
 普段乗っている乗用車は、ついぞ手洗いなどしたことがないのだけれど、軽トラックは洗車機にかけることが出来ないので、従兄を偲びながら丁寧に洗う。錆止めを塗ってワックスをかけピカピカに磨いた。
 大事に使わせてもらいます。
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2016年08月26日

スウィーツは別腹?

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 短大一年の孫娘のお供で、蔦屋書店へ。このところ、安西水丸を追いかけているので、さっそく検索機で検索。
「品切れ」ばかりで「在庫有り」が少ない。
『地球の細道』と『イラストレーター 安西水丸』を買う。『イラストレ〜』に寄せた、嵐山光三郎の「安西水丸という孤愁」に涙する。
 併設のカフェで、’アイスラッシュ ギリシャヨーグルト マンゴーフレッシュバナナ’という舌を噛みそうな飲み物?をいただく。
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2016年08月20日

ヤマブドウ収穫

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 ブドウは本来房ごとに収穫するものだろうけれど、バラツキがあるので一粒ずつ色づきのいいものを収穫する。目分量でおよそ300粒、これで半分ほど。ブドウ液に絞るには量が足りないから、毎朝のコーヒータイムに数粒ずつ生食でいただくことにする。程のよい酸味の勝った味が、キリマンジャロの酸味に合うんですね、これが。
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2016年08月14日

ヤマブドウ色づく

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 朝晩の水やりも楽しみな、ヤマブドウの実が色づき始めた。一房に1〜2粒ずつ濃い紫色、いやいやブドウ色に染まり、朝のコーヒータイムに摘んではその酸味を味わっている。
「コーヒーに合うね」
「季節の贈り物ってありがたいね」
などと言いあいながら、家人とポツリ、ポツリ。
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2016年08月06日

けふを限りの・・・

 このところ、心カテーテル治療のため、入退院が続いている。
 6月1日 M・K病院循環器内科受診
     「心筋シンチシングルホトエミッション コンピューター断層撮影」他検査
 6月16日 循環器内科再診 「狭心症」と診断。
       心カテーテル治療を勧められる。
 6月21日 入院
   22日 心カテーテル検査
   23日 退院
 7月13日 入院
   14日 心カテーテル、冠血管ステント存置術
   16日 退院
 7月29日 循環器内科再診・入院
 8月 1日 心電図、心エコー他検査
    2日 心カテーテル検査 
       冠血管「攣縮性狭窄」と診断。投薬で対応。
    3日 退院
 日常生活は通常通り、以前とさして変わりはないけれど6種類の薬を服用するほか、ニトログリセリンの小さなスプレー缶を首からペンダントのように下げて携行している。発作を懸念してのことだけれど、「お守り」と思って、出来るだけ気にしないようにしている。ストレスも大いに関係しているらしいのだけれど・・・。従って、コーピングリストを作って、ストレスに負けないように訓練中。

 忘れじの行末まではかたければけふを限りの命ともがな  儀同三司母(新古今)
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2016年07月18日

ガマの穂花

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 メダカの水鉢に自生したガマの花穂が開いた。頭頂部の黄褐色の花が雄花穂。下部の緑褐色の雌花穂はまだ堅い。一つの花穂の上下で雌雄咲き分けるところがガマの花のユニークなところ。両方咲き揃って受粉が終わると、雄花は枯れ落ちて雌花だけが茶色に変色しおなじみのソーセージのような形で残る。
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2016年07月10日

アマガエル浮く!?

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 鉢植えのコニファーのてっぺんで、アマガエルが浮いている!?
 張り巡らされたクモの巣が格好のハンモックのよう。
 明け方には上がった雨の名残りの水滴が彼の玉座の飾りになって満足そうに坐っている。
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2016年07月07日

ネムノキ

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 風わたる合歓よあやふしその色も  加藤知世子
 
 隣家の屋根高く、ネムノキが枝を広げている。今が花盛り。刷毛で刷いたような淡々とした色合いの花が梅雨の中休みの青空に映える。
 花に戯れながら風が渡ってゆく。
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2016年07月06日

キバナヒメユリ

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 百合の香や人待つ門の薄月夜  永井荷風

 仕立てが揃いすぎるとくどくなるが、「百合の香」も「人待つ門」も「薄月夜」も待つひとの心底に響いて何とも艶っぽい。
 この景に合うのは、匂いの強い鹿の子散らしの山百合だろうか。
 しかし、こんな可憐な百合もありますよと、荷風先生をからかいたくなる、ヒメユリ・・・。
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