2016年07月04日

ツユクサ

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 露草の咲きちりばめし露葎(むぐら)  福田蓼汀

 田の畔、辺りの夏草は刈り払われているのに、瑠璃をちりばめたようなツユクサの一叢が刈り残されてある。農家の人もその美しさに目を奪われたに違いない。
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2016年07月03日

額の花

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 かなしみのはづれより咲く額の花  平井照敏

 中心の粒々の多数花より、ぐるりと取り囲む胡蝶花の印象が強いガクアジサイ。
〈 かなしみのはづれ・・・ 〉が俳味。
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2016年06月30日

お先に

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 本来は、花期が重なるから咲き競う姿が見られるはずなのだが、小庭のニッコウキスゲは一足早くに咲き終えてしまい、代わりにヤブカンゾウが咲きだした。
 手元の山野草図鑑によると、「若葉はほのかなぬめりと甘みがあり、山菜としても人気が高い」とあるが、まだ試したことはない。その花を観賞すれば十分といったところ。
 
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 フサスグリの実は完熟して、ますます色合いが濃くなってきた。今年は花の時期に消毒をしてしまったので食べることが出来ない。実の落ちるのを待ってお礼肥を施し、来年を待つ。
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2016年06月26日

ラッキョウ

 辣韮も置きある納屋の這入口(はいりくち)  虚子
 
 納屋の入り口に、土付きの辣韮が置かれてある。
 一皮むけば輝くような白い肌を秘めた辣韮と納屋の薄暗がりとの対比が目に浮かぶ。

 ラッキョウを2kg買ってきた。1kg100円引きという値札が付いているのも魅力だったけれど、大粒のラッキョウをみてその歯触りを想像して思わず唾を飲み込んだ。
 さっそく皮をむいて支度を整え、ラッキョウ酢に漬ける。10粒ほどはそのまま生食用に残してもらった。
「ラッキョウは血液サラサラにいいのよね」と家人。
 先年の検査時には25%狭窄だった冠動脈の症状が、先日の心カテーテルの検査後、「3本のうちの1本が進行していて75%狭窄」と言われ、来月、ついにステントを入れることになった。
 生活習慣も食生活も変えねばならない。カウントダウンにはまだ早いと思っていたけれど、忍び寄る物の怪の足音が聞こえるようだ。

 辣韮の薄皮むけば目に白し

 
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2016年06月24日

日々それぞれに

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 今朝咲きし山梔子の又白きこと  星野立子

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 アーティチョークの花がほころび始めた。青い炎が吹いているような妖艶な花。

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 鉢植えのヤマブドウの実が日に日に大きくなっている。50房ほどの実を、それぞれ30粒前後に摘果して粒をまとめた。大きいものは間もなく1aになる勢い。
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2016年06月17日

グランベリーの花と実

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 まだ小さな株だけれど、昨年、庭に定植したグランべりーに新芽が出て花が咲き、実がなっている。秋には赤く色づくはずだ。
 グランべりーというと、星野道夫さんの美しい写真集を思いだす。あたり一面紅葉に彩られた草地で、大きなヒグマが坐り込むようにして貪り食っている。
 どんな味がするのか、今年の秋は一粒つまんで、星野さんを偲ぶとしよう。
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2016年06月11日

白鳥は悲しからずや・・・

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 代掻き田に水が張られ水張田となり、その後田植えがなされて早苗田となった田んぼは、里山を近くに映して美しい景観を見せていたが、分けつが進んだ青田は水面が隠れてしまい、逆さに映った里山も姿を消した。
 シラサギが一羽、餌をついばんでいる。
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2016年06月10日

フサスグリ色づく

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 先日は、ほんのりと色づき始めたフサスグリの実をアップしました。今日は、朝陽に透けて赤く輝いています。何回カメラに収めても飽きない画題です。
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2016年06月09日

本の神様へ

 涙雨だろうか、晴天続きだったのに、今日に限って雨が降るなんて・・・。
 図書館の読み聞かせボランティア仲間のKさんが入院した。
「もう、話が出来なくなります」
「えっ!?」
「舌に・・・舌を切除することに・・・」
「・・・」
「どのくらい残せるか、やってみないと分からないと言われました。」
 
 Kさんは、まだ二十代のお嬢さん。あちこちの書店や図書館、学校などで精力的に絵本の読み聞かせを行い、その闊達な読み聞かせで、小さなファンも多い仲間内のエース格。
 先週の4日の定例のお話し会で一緒したときに、告白された。
 今日がその手術日。一日も早い回復を願うと同時に、本の神様にお願いしたい。
「彼女から声を奪わないでください。言葉を取り上げないでください。誰より・・・子供たちが待っていますから・・・」
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2016年06月08日

ハゼの木

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  紅葉を愛でるばかりに科ありや

 秋の紅葉が美しいハゼの木。この時期、緑一色の中に、季節外れに色づいた葉が一枚。葉の裏を見ると、虫に舐められて網状に葉脈が透けて見え、表の皮一枚で残っていることが分かる。傷んだもののせめてもの自己防衛なのだろうか。
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2016年06月01日

チドリソウ

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 籬というと大げさだけれど小庭の際に植えてあるので、庭うちの緑と周囲の緑とを区切ってチドリソウの涼しげな青紫色の花が目に沁みる。

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 先日アップしたサルナシの実が膨らんできている。花の時は案外短く、一週間ほどで花弁を落としたと思ったらみるみる子房が膨らんで、現在、長径2センチほどになった。
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2016年05月31日

実もある

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 蕊がハラハラと落ちた後に、小さく膨らんだ子房の粒々。ヤマブドウの赤ちゃんたちだ。大まかに摘花をしたつもりだけれど、まだまだ思い切りが足りないかもしれない。

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 サンザシの実もだいぶ膨らんできた。早く色づいた実をみたいと気が急くけれど、やはり夏を過ぎないと・・・

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 親木に病気が入ったせいか、ほとんどが落果してしまい、現在二つだけになってしまったサンシュユの実。薬剤を吹き付けているけれど、一向に回復しない。ただ、瑞々しい新芽が元気そうなので一安心。こちらは来月には色づくはずだ。

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 先年、枯らしてしまったフサスグリに代わって、わずかに実のついた幼木を植えたのがひと月ほど前。ほんのり色づいてきた。この実の朝日にみる透明感がなんとも言えない。
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2016年05月28日

アーティチョーク

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 これ食べられるのよ、と言われながら貰い受け庭に定植したアーティチョーク。径10センチ近い巨大な蕾。小庭で異彩を放っている。
 エディブル・フラワーとしてアーティチョークの茶わん蒸し、生ハム添えにんにく炒め、素揚げ等々、食仕方のレシピを並べられても、どうもねえ。
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2016年05月27日

ヤマブドウ

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 先日アップした「ヤマブドウの花」は、蕾の状態。ブドウの実からは想像できない華奢な花の姿だ。近所の巨砲ブドウの栽培農家に聞いたら、一房当たり35粒残して、先を詰めたり元から摘み取ったり摘花をするのだそうな。花が咲いたら全部実をならせたいでしょうが、そこは大事な作業ですよ、と諭された。
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2016年05月24日

サルナシ

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 去年求めたときには実がなっていたから、花を見るのは初めて。雌蕊の形が独特で、雌雄の蕊がこれほどはっきりそれと分かるのも小気味がいいほど。実は味がいいと聞いたので一口齧ってみたけれど渋いばかりでとてもとても。その名のとおり、猿のための実なのかもしれない。
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2016年05月21日

花の下にて死なむ

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 カルミアの淡いピンクの花が満開。
 萼の根元のところに、粘着液を出す。食虫植物でもあるまいに、何のための所為なのか分からない。蜜を求めて飛来した蜂が一匹、粘液に捕らえられて動かなくなっていた。

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2016年05月18日

ニッコウキスゲ

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 良質の石材から、腕のいい石工が削り出したようにすっきりとした硬質な、それでいて柔らかい黄色の花、ニッコウキスゲ。
 一日花の代表と言っていいだろうか。

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 白い花はいろいろ見るけれど、この花の白さは別格。自然界の奥深さを見る恐ろしいほどの白い花、コデマリ。
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2016年05月14日

デルフィニウム

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 青い花が好きで、この時期、園芸店に行くとまず目について毎年のように買い求める。濃い青のミント・ブルー。

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 今年初めて目にした色違いの、アクア・ブルー。薄青ながら、寄せ植えにすると存在感がある。

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 朝晩の散歩の途中にある K さんの庭先に咲いているバラの色がなんとも魅惑的で、去年挿し木用に5,6本いただいた。そのうち一本に花が咲いた。まだ10センチそこそこの樹高なのに健気なものだ。正直、バラは重すぎてあまり好きな花ではないのだけれど、その色香には勝てません。


 
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2016年05月13日

花下陰

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 花陰や人恋ふとしも朧影
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2016年05月12日

三寸アヤメ咲く

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 去年買い求めたときには、鉢いっぱいに50を超える花が見られたけれど、今年は現在、10個ほど。
 それでも、緑の葉叢の中にすっくと咲くアヤメの立ち姿は美しい。
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