2016年05月09日

交差する時間 - たんぽぽ

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 きいろいおはなも たんぽぽ
 しろいわたげも たんぽぽ
 きょうのすだちは
 かぜまち たんぽぽ
 きょうだいみんな
 まぁるい たんぽぽ
 きょうのすだちは
 そらみる たんぽぽ
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2016年05月05日

カラスノエンドウ

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 今の季節は、野の草を雑草と一括りにできないときではないだろうか。足で踏むのがためらわれるように、可憐な花々が咲く。「よく」ではなく「よ〜く」みると、それぞれの生の営みがほの見える。
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2016年05月04日

柿若葉

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  柿若葉重なりもして透くみどり  風生

 柿落葉は冬の季語、柿紅葉は秋。そして柿若葉は夏の季語。柿の実を詠む句も数多いけれど、柿の葉の季節ごとの彩りは捨てがたい。
 風に揺れながら初夏の陽射しを散らす柿の若葉が美しい。
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2016年05月03日

時、来たりなば

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 鉢植えのヤマブドウに花が咲いた。枝という枝に群がるように花芽がついている。おいしい実を実らせるには、摘花をしなければならない。

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 毎朝コーヒーを飲みながら、数粒ずつ食べたヤマブドウの実の種を鉢の土に埋め込んで置いたら、二本、芽を出した。根が張る前に、定植をと別の鉢に移した。「早く大きくなれよ」

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 どんぐりの木の下、半日陰のところに、オキナグサが咲いている。蕾のときにはうつむいて順番を待っていて、開花するときには凛と上を向く。周りを囲むヒメカヤに負けずに、今年も咲いている。
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2016年04月27日

花いろいろ

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 アケビの雌花。並べて植えていた三枚葉のものが枯れてしまって、こちらは五枚葉のもの。うまく自家受粉できるかどうか。

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 2月に、庭に定植したサンザシの花がやっと開花した。10日ほど前に総苞が開いて中から現れたのは、たくさんの小花。大人の親指の爪にも満たない小さな花。実は径1aを超えるはずだから、これらの花に全部実がなったらさぞかし見事なことだろうけれど、まだ幼木にちかいから摘花が必要になるのかもしれない。
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2016年04月24日

青い花

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 ひたち海浜公園(ひたちなか市)の「見晴らしの丘」目指して園路を自転車で急ぐと、目の前に青い花の丘が見えてきた。今が盛りのネモフィラの群生。ゴールデンウィーク中も見ごろか、と。
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2016年04月23日

祈りを捧げます

 熊本市中央区に住む、姪夫婦とやっと連絡が取れた。二人とも元気で、免震構造であるマンションの住まいにも大きな被害はないということで一安心。とは言え、停電と断水、ガスの供給も止まっていたため二日前まで避難所での生活だったという。
 看護師の姪は、不眠不休で患者やけが人の対応に追われているせいか、いつもの落ち着いた物言いとは違い高揚した声で報告してくれた。
 電話は緊急連絡用に待機していなければならないというので長話は無用と、元気な声を聞いて、切った。
 一日も早く地震が収束して、若い夫婦にも、地域の人々にも安寧な日常が戻るように祈らずにはいられない。
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2016年04月12日

落花・・・

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 みてのみや人にかたらむ山桜手ごとに折りて家づとにせむ  素性
                    ( 『古今集』春の上 )

 目の前に差し渡す枝で微風にそよぐ花を見ると、一枝なりとも頂戴いたしたく、と悪心が起こる。
 散り敷いた花弁の中に、ここに咲いてますよと言いたげな小枝のついたままの花が地面に落ちていた。時に吹く強い春風のいたずらか、小鳥のついばんだおこぼれか。
 家に持って帰って小瓶に活ける。
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2016年04月11日

落花語はず

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 落花語(ものい)はず空しく樹を辞す  流水心無(こころな)うして自ら池に入る  白
      (『和漢朗詠集』:講談社学術文庫より引用)

 祭りでもそうだけれど、一筋路地を違えただけで、別世界の静けさに溶け込んでいくかに思う時がある。
 桜の満開の下では、車座になって人々が笑い興じているとき、公園の谷間の道をたどると冷やりとするような閑静な場所に出た。
※ 物の本には、「中国で詩に詠まれる花と言えば、桃や李を言う」とありますから、「落花」から桜を連想するのは当たらないかもしれませんが、「詩心彼我に通底す」と言い訳をしつつ・・・
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2016年04月10日

オダマキ

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 日記帳の今日の天候欄には、「曇り」と書かずに「花曇り」と書いた。それだけで、季節の言祝ぎを得たようで、以下余白でもいいような気分になる。
 
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 昨年、鉢植えで買い求めた園芸種のオダマキ(カタカナ書きの長ったらしい名前があったのだけれど、書き札が見えなくなってしまった)に、二色の花が咲いた。山野草系のものに比べて、なんとも色っぽい。
 地植えのヤマオダマキは、まだ成長途中で蕾のふくらみは見当たらない。
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2016年04月05日

白菜の花

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 菜園の隣の畑に、黄色い花が咲いている。取り残しの白菜の花だ。菜の花そっくりだけれど、根元にロゼット状の根生葉のように白菜の葉が広がっている。
 篤農家の畑なのだけれど、去年の暮れに体調を崩したとかで、以来姿を見せない。
 薹が立つ、とは @ 野菜などのとうがのびる。A 時期が過ぎる。と国語辞典にあるから、自然の摂理通りには違いない。しかし、花が美しいと思うにつけても、主の一日も早い回復を願わずにはいられない。
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2016年03月24日

美術展はしご

 過日、高2の双子の孫君と、美術展に行った。彼ら二人は名古屋から、当方は常磐線で東京駅まで。地方から上京する身には、東京駅までの乗り入れはありがたい。
 まず、東京ステーションギャラリーで、
「ジョルジョ・モランディ ー 終わりなき変奏」
 
 日常の中に非日常を見、非日常の中に日常を据えてみる。そこに異層が現れ異相が立ち上がる。
 それらは何のための営為か。
 画家にとって表現するとは、見たものを写し「実在」させることなどではなく、実在の中に観たものを「映す」ことであろうか。
 いつもの壺や瓶やは、少し配置を変えるだけで全く異なる世界をみせてくれる。が、しかし、そのひとは、それだけでは足りなかったのだ。それらを在らしめる光とともに、それらに降り積もる、時間の表象ともいえる「埃」が必要だったのだ。室内の極く限られた器物を描くことから、静謐のひととみられがちだけれど、そのタッチは力強く、筆に迷いなどは微塵もみられない。埃の色そのままに、灰白色や乳白色で描かれた器物たちの色相はむしろ多様だ。
 一回りして、孫君たちを待つ間一息入れていると、茂吉の歌が思い浮かんだ。

 かがまりて見つつかなしもしみじみと水湧き居れば砂うごくかな
 ほこり風立ちてしづまるさみしさを市路ゆきつつかへりみるかも

 次は、六本木にある森アーツセンターギャラリーで、
「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金期の巨匠たち展」
 
 フェルメールの、「(窓辺で)水差しを持つ女」をみる。
 フェルメールの青、ウルトラ・マリンブルーで有名な作品群の中の一点だ。女の着衣のみならず、窓ガラスや物の陰、室内の空気にさえ、ブルーが忍ばされている。当方がいたく気になったのは、壁に掛けられたタペストリーの錘り棒。透明感のある淡いブルーで描かれている。会場でもらったパンフレットにも、何冊か目にした解説書にもそれへの記述が見当たらない。(錘り棒の正式な名称とその材質、絵の具の材質などを、戻ってから主催者のTBS文化事業部の担当者に問い合わせたけれど、今のところ回答をいただいていない。)
 
 三番目は、江戸東京博物館で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ ー 天才の挑戦」
 前記のレンブラントや同時代の肖像画家たちの画業、ダ・ヴィンチについては語る資格はない。ただただ、「衝撃的」とだけ。

 高2の孫君たちは、二人とも学校の美術部に属しており、塾に通ったりして絵の勉強をしている。春休みに来たら、ゆっくり絵談義をしようかと、頭の整理をしているところ。
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2016年03月08日

サンシュユ咲く

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 気温の上がるのを待っていたように、萼苞を破って小さな花が咲きだした。一ツ家に5、6人の兄弟といった感じで、くちばしの黄色いひな鳥が親鳥に餌をねだるようにも見える。
 秋には、1,5aほどの長円形の実が赤く熟す。
 花が咲けば実を待ち、実が生ればそれと熟すのを待つ。実の生る庭木の楽しみは多い。
 
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2016年02月16日

サンザシ

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 昨年の秋、花木センターの庭木コーナーで赤い実のついたサンザシの木を見つけた。
「サンザシの幼木はありませんか?」
「ないねぇ、ここに植えてある2本だけだなぁ」
 指で差されたサンザシの木は2bを超える樹高なので、自宅まで乗用車では運べない。値段も1万円近い。
「この実、いただけます?」
「・・・」
 根元に落ちていた赤い実を二つ、掌に乗せて訊ねたけれど、無言。先手必勝とばかりに大きな声で礼を言って引き揚げた。
 あきらめきれずに(それほど、サンザシの赤い実は美しいのです)、再度、花木センターへ。
 この時期は、花にとっては端境期なのだろう、商品棚もがらーんとしている。そのお蔭で、目移りせずに物色できる。と苗木コーナーを歩いていたら、ありました!!
 その名も「ルビー・サンザシ」。
 キャプションに曰く
「鮮やかなルビー色の実は、宝石にも負けない輝きを放ちます。日を浴びて様々な角度から光る姿は見ごたえ十分です。云々」
 樹高は60aほどながら、根元の幹は径5a近くありしっかりしている。何と、1,380円也、これは手ごろな買い物と、ニコニコ顔で帰ってきた。
 これから本格的な春になれば花を開き、秋に「宝石にも負けない赤い実」が生れば・・・(ワクワク)
 昨年の秋に植えた、同じく赤い実をつけるサンシュユの木の蕾の苞萼が割れて、黄色の花弁の色がのぞいている。
 寒暖の差が激しく、季節は行ったり来たりだけれど、確かに春の訪れは近い。
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2016年02月07日

梅、ほころぶ

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 緑萼種の月影がほころび始めた。背丈ほどの梅の木だけれど枝いっぱいに蕾がつき、蕊の立った凛々しい花姿が春を告げている。去年は両の掌に余るほど実がなって、ひと夏に味わうに十分の梅酒を作った。
 例年のこととは言え、「花、時を違えず」で、どのくらい元気をもらうことか。
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2016年02月06日

こだま

 ため息を声にするひとがいる。
「どうしました?」
「心にこだまを、ね、聞こうと思って・・・」
「!?」
(ひとの心は、どこまで奥深いのだろう・・・)
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2016年01月28日

汁椀

  お供えの汁椀温し冬座敷
 
 松飾が取れるのを待つように、母が旅立った。数え九十九歳だった。
 母は、大正、昭和、平成と一世紀に近い生涯だったから、山あり谷あり、波乱に満ちた人生に違いなかった。何といっても忘れられないのは、先の戦争で、戦火に追われるように東京から取るものもとりあえず疎開を余儀なくされ、ゼロからの出発どころか、何もかも失ったという喪失感もあって、マイマスからの再出発を強いられたことだったろう。幸い母は兄弟姉妹に恵まれ、8人兄弟姉妹の下から2番目だったから、何くれとなく声を掛けて助けてもらったと、終生感謝の気持ちを忘れたことはなかった。
 母は、自分の口を細くしても、我々子供たちの心配をする人だったし、いつもにこやかに明るい家庭を守ってくれた。
 母は、94歳ころまで鍬をもって畑を耕し、家庭菜園で四季折々の野菜を育てるのを何より楽しんでいた。
五人の子どもとそれぞれの連れ合い、11人の孫と8人のひ孫に囲まれて、穏やかな晩年だったと思う。
 
 寒い日が続く。せめて温かいものをと、霊供養膳には熱々の汁椀を供える。
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2016年01月18日

おはなし会

 朗読の勉強会、常陸太田図書館友の会の発表会があります。
 
 第10回「大人のためのおはなし会」
 とき:1月24日(日) 午後1時30分
 ところ:常陸太田市立図書館 2階集会室

 朗読グループ 図書館友の会のメンバーによる、おはなし会です。
 物語から、昔話、民話、詩、メンバー自作のエッセイまで、さまざまなお話しを用意してお待ちしております。
 ぜひ、お気軽にお越しください。
 
 ゲスト朗読:ないとう きみこ さん(元茨城放送アナウンサー)

 当方は、以前当ブログにアップした、「風の盆異聞ー駅はずーっと坂の下」をアレンジして朗読します。
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2016年01月02日

ソシンロウバイ

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  蠟梅を透けし日射しの行方なし  後藤比奈夫

 今朝、小庭のソシンロウバイがやっと一輪、花を開いた。蠟を引いたように半透明の花弁が美しい。 
 散歩道の途中の日当たりのよい傾斜地のものは、旧年のうちに満開に近いまでに咲きそろっていたので、こちらも一日待ちに待っていただけに嬉しさも一入。
 気づいたら、毎年開花を待って花の様子をアップしているけれど、その思いはいつも新しい。

 
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2016年01月01日

年賀状

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posted by vino at 11:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする